「誰の承認で止まっているか」が見えない

Microsoft 365導入後も稟議は「Excelをメールで回覧」 承認が止まる理由

グループウェアが普及しても、3割弱の現場では「Microsoft Excel」「Microsoft Word」ファイルをメールで回覧する運用が残る。「Microsoft 365」導入企業の4割が苦しむ、稟議・決裁のアナログ運用の壁とは。

 SaaS(Software as a Service)ベンダーのrakumoは2026年8月、「Microsoft 365」を全社導入している企業に勤務中の、稟議(りんぎ)・決裁業務に関わる担当者111人を対象とした調査を実施した。調査結果から、グループウェアやクラウド型コラボレーションツールが普及した現代でも、社内の承認手続きには旧来の手法が残存する実態が明らかになった。

 調査結果から、全体の4割弱に相当する担当者が現在の稟議・決裁プロセスに課題を抱えていることが判明した。その主な要因は、「Microsoft Excel」や「Microsoft Word」のファイルをメールで回覧する運用であり、進捗(しんちょく)の把握や承認フローの管理に支障を来している。

 生産性向上が急務になる中、Microsoft 365を利用する現場はどのような障壁に直面し、どのような改善策を必要としているのか。

アナログ運用が招く「誰の承認で止まっているのか」問題

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