特集/連載
SSDの性能と寿命を劇的に変える重要指標、注目すべきは?:検討事項を整理する
SSDのパフォーマンスと寿命の判断基準はIOPSとレイテンシだけではない。ドライブのアーキテクチャやストレージコントローラー、書き込み増幅についても確認しておく必要がある。
ベンダー各社が企業向けソリッドステートドライブ(SSD)のパフォーマンスを宣伝するとき、スループット、レイテンシ、IOPSを主な指標としている。だが、パフォーマンスと寿命を左右するのはそれだけではない。SSDの構成要素のアーキテクチャや書き込み増幅への対策なども同じくらい重要だ。
現在データセンターで利用しているSSDの多くはフラッシュテクノロジーを採用している。こうしたフラッシュドライブには、データを保存するNANDセルの他、ストレージコントローラー、インタフェース、キャッシュバッファーなどの構成要素があり、それぞれがパフォーマンスに関わる重要な役割を果たしている。
併せて読みたいお薦め記事
次世代のメモリ技術
- もう“SSDの寿命”を心配する必要はない? 一般的な「SSDの耐用期間」とは
- 「3D NAND」「NVMe」の流れ強まる Intel、東芝など発表のSSDはここが違う
- 東芝が考えるHDDとSSDの“住みわけ”、新型高性能HDDの狙いとは
SSDのパフォーマンスを発揮するために
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.