2007年09月10日 05時00分 UPDATE
特集/連載

2007年末までに数々の調査を実施Green Grid、データセンターの電力問題解決に向けたロードマップを提示

データセンターのエネルギー効率の改善を目指して2007年設立された非営利業界団体のGreen Gridは、この問題に取り組むに当たって3本柱のアプローチを打ち出した。

[Linda Tucci,TechTarget]

 データセンターのエネルギー効率の改善を目指して2007年設立された非営利業界団体であるGreen Gridは、この問題に取り組むに当たって3本柱のアプローチを打ち出した。同コンソーシアムでは、2007年末までに数々の調査を実施し、データセンターの効率的運用に向けたビジョンを示したいとしている。

 Green Gridコンソーシアムのメンバーで、Intelのエネルギー効率化プログラムマネジャーを務めるジョン・ハース氏は8月7日、「ITマネジャーは今日、まず何から実施すればいいかについてのガイダンスを必要としている」とWebcastカンファレンスで語った。

 ハース氏によると、消費電力の問題が「メディアで大々的に取り上げられている」にもかかわらず、業界にはデータセンターのエネルギー効率を測定するための基準がまだ存在しない。現在の消費電力対策はベンダー固有、部門単位、プロプライエタリという状況だ、と同氏は指摘する。加えて、将来のデータセンターのデザインと運用に向けた「明確なロードマップ」も存在しないという。

データ収集、評価、提案

 ハース氏とともにWebcastに参加したDellの技術ストラテジスト、ジョン・フルーガー氏もコンソーシアムのメンバー。フルーガー氏によると、コンソーシアムの戦略は3本の柱からなるという。

  • データセンターで現場の「リアルタイムデータ」を収集する
  • データセンターの運用管理者がそのパフォーマンスを評価し、同様のデータセンターと比較するためのツールを開発する
  • データセンターの効率とパフォーマンスに関連した最も有望な既存技術、将来技術に向けた「最初のロードマップ」を策定する。これらの技術の評価では、ROI(投資効果)とエンドユーザーにとってのリスクを重視する

関連ホワイトペーパー

データセンター | 環境保護


この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news139.jpg

「F.O.X」で計測したデータを「TREASURE DMP」内で分析可能に
CyberZとトレジャーデータは連携し、スマートフォン広告向けソリューションツール「Force...

news133.jpg

シャノンとソフトブレーンが連携、マーケティングデータを活用した営業支援を強化
ソフトブレーンとシャノンは業務提携し、マーケティングデータを有効に活用し、戦略的な...

news083.jpg

「Adobe Marketing Cloud」などの推奨プラットフォームに「Microsoft Azure」を認定
Adobe SystemsはMicrosoftとの戦略的提携を発表し、「Microsoft Azure」を同社のクラウ...