モノのインターネット(IoT)にまつわるお祭り騒ぎはこの10年で成層圏にも達する勢いを見せている。そんな中、企業はどこかの時点でデータ収集に実際の資本を投じるかどうかの決断を迫られることになる。B2Cブランドにとって、販売用データの収集、追跡、分析システムを実装する際のコストは、あっという間に何倍にも膨れ上がるだろう。さらに、それを使うために必要な研修や技術教育にもコストがかかる。
従って、IoTのプロジェクトを立ち上げてアプリを既存のデバイスに接続する場合、またはプロプライエタリやOEMデバイスを自社の顧客に提供する場合、デバイスの分野を絞り込むことが1つの出発点になる。
例えばスマートホームやコネクテッドホームの分野なら、遠隔操作による暖房設備のコントロールから、ガレージの扉の防犯システム、デジタルビデオレコーダー、電球に至るまで、あらゆるモノが含まれる。ウェアラブルならば、主に居場所の特定や健康状態の計測を行う個人向けの端末が中心だ。
両分野ともここ数年で目覚ましい成長を遂げ、そのままの急成長が続きそうな勢いだ。ミレニアル世代やテクノロジー通のジェネレーションX世代は、そうした技術の開発と、その可能性の追求に強い関心を示している。
今のIoTプロジェクトにとって検討する価値があるのは、スマートホームとウェアラブルのどちらの市場か。将来的にはどうなるのか。
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