新たなWebブラウザを理解する
IEからMicrosoft Edgeへ、乗り換えを急かすMicrosoftの“あの手この手”
「Microsoft Edge」は「Cortana」と連携し、拡張機能のライブラリを充実することにより、Windows 10ユーザーを取り込むことを目指している。
Microsoftは「Internet Explorer」(IE)をWindows 10のデフォルトのWebブラウザである「Microsoft Edge」で置き換えたい意向だ。
MicrosoftはC++で記述したレイアウトエンジンであるEdgeHTMLを利用して、Edgeを動作の軽いWebブラウザに設計した。Edgeは、生産性やセキュリティ向上のための機能を幾つか提供しているが、企業がMicrosoft Edgeを採用する場合に、レガシーアプリの互換性が問題になり得る。
生産性向上に関する機能
- Cortanaとの連携:このデジタルアシスタントを使用すると、ユーザーは直接、ブラウザ内で言葉の定義や写真またはWebサイトを見つけることが可能だ。
- PDFリーダー:この機能を使用すると、ユーザーは別途、アプリケーションをダウンロードする必要なくPDFファイルを開くことが可能だ。
- リーディングモード:この機能を有効にすると、広告や動画、その他の要素を表示することなく、Webページのテキスト部分だけを閲覧できる。さらに、Microsoft Edgeを使用すると、ユーザーはページの一部に印を付けたり、クリップ(切り取り)することが可能だ。
- ブラウザの拡張機能:ブラウザの機能を向上させるEdgeのプラグインのライブラリは現在も徐々に増え続けている。例としては、AdBlockerやOffice Online、文法やスペルをチェックするGrammarlyなどがある。
セキュリティの向上に関する機能
Microsoft Edgeはサンドボックスの中で実行され、ブラウザによる処理をそれ以外のデバイスから分離する。「Windows Defender Application Guard」は、ハードウェアをパーティションに分割することによって、信頼できない、または承認されていないWebサイトを分離する。この方法によって、悪意のあるコードが広がることを防止する。
レガシーアプリの互換性
Edge Webブラウザへの移行は、Edge と互換性のないIE対応のアプリに頼っている企業にとっては問題となる場合がある。そのため、Microsoftはエンタープライズモードを提供している。このモードを使用すると、ユーザーは、EdgeではなくIE 11を利用して自動的に開く互換性のないWebサイトの一覧を追加できる。
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