NEWS
富士通、1/5のストレージコストで情報統合システムの構築を可能にするソフトウェア
企業内のさまざまなデータを統合して収集・蓄積するための2つのソフトウェアの新版を発表した。
富士通は4月24日、データ統合ソフトウェアの新版「Interstage Information Integrator V10」(以下、Information Integrator)とデータ蓄積ソフトウェアの新版「Interstage Information Storage V10」(以下、Information Storage)を発表した。同社では、これらのソフトウェアを活用することで企業の情報統合システムを低コストで構築・運用できるとしている。
Information Integratorは、企業内に存在するさまざまなデータを収集し、活用に適した形式に変換、配布するためのデータ収集・統合ソフトウェア。データベース(DB)や各種の業務システム、取引先企業とのEDIなどへの連携アダプターやファイル転送プロトコルを備えている。
また、データの文字コードやデータ形式の差異を吸収し、データの重複排除や表記統一などを行うクレンジング機能によって、複数のデータを組み合わせた情報の活用が可能。
さらに、データの所在、形式や変換ルールなどを定義するデザインシート(システムの設計時の仕様書)を自動生成する機能を活用することで、仕様書の作成や定義作業の重複を排除して不整合を防止し、システム設計から運用・保守までの工数を削減できるとしている。
同時に発表されたInformation Storageは、さまざまな形式の大量データをストレージに蓄積するためのソフトウェア。従来の基幹系システムの業務データだけではなく、営業活動データやWebアクセスログ、証跡ログといったデータをファイル形式の変更なく格納する。データ検索に必要な関連情報を付与した形で格納する方式を採用することで、綿密なインデックス設計をせずにデータを大量に蓄積できるという。
また、ストリーミング圧縮解凍技術やI/O帯域有効活用技術といったデータの圧縮転送技術によって、少ないディスク容量で大量のデータを保管できる。同社によると、RDBに比べて5分の1のストレージコストで済むという。
さらに、並列・多重処理技術によって複数の抽出要求を一括処理でき、一時的に大量な抽出要求が発生した場合でも安定したレスポンスを維持できるとしている。
| 製品名 | 稼働OS | 必須アプリケーション (アプリケーションサーバ) |
|---|---|---|
| Interstage Information Integrator V10 | (サーバ) Windows Server 2003/2008 Red Hat Enterprise Linux 5(for Intel64) (クライアント) Windows XP/Vista |
Interstage Application Server V9 Oracle WebLogic Server 10 WebSphere Application Server V7 Microsoft Internet Information Services 6.0 |
| Interstage Information Storage V10 | (サーバ) Red Hat Enterprise Linux 5(for Intel64) (クライアント) Windows Windows XP/Vista |
Interstage Application Server V9 Oracle WebLogic Server 10 WebSphere Application Server V7 |
販売価格は、Information Integratorが150万円から、Information Storageが450万円から。両製品ともに2009年7月末より出荷を開始する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
市場調査・トレンド
[コパード株式会社] 約9割が負担を実感 Salesforceのテスト業務に関する実態調査で見えた課題とは -
市場調査・トレンド
[コパード株式会社] 「Salesforce」開発・運用におけるAI活用実態調査レポート -
事例
[テクバン株式会社] 1画面でITサービスデスク業務が完結 太陽ホールディングスに学ぶデバイス管理 -
製品資料
[デジタルサーカス株式会社] ライセンス無料 Drupalベースの「多言語ECサイト開発用パッケージ」の実力は? -
製品資料
[デジタルサーカス株式会社] 日本発グローバル企業用Drupal「Risley(リズリー)」の実力とは?
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
半数がブルーカラー転向を視野に? ベテランエンジニアを追い込む“54歳の壁”
-
2
OpenAIやAnthropicでさえ制御不能 2026年夏「3大サイバー攻撃」の衝撃
-
3
IT製品の導入に関するアンケート「セキュリティ」編
-
4
法務と開発者で「言葉が通じない」問題 トヨタやソニーが語るOSS管理の真実
-
5
なぜ「全社配布Copilot」は使われないのか? 失敗に学ぶAI定着
-
6
見落としが多発、AI普及&データ急増に伴うネットワーク課題の意外な原因とは?
-
7
なぜ「Gemini 4 Argon」は出遅れたのか? Googleが狙う“逆転のシナリオ”
-
8
【専門家に聞く】シャドーAIや過剰共有のリスクを防ぎ、安全に生成AIを活用するポイントとは?
-
9
【コスト分析】事例が示す中堅・中小向けERPの最適コスト構造
-
10
積水化学が挑む「データ経営」の核心:SAP S/4HANA Cloud導入の狙いとは
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
家庭用Wi-Fiルーターの業務利用は危険? 避けるべき理由と具体的な対策
-
2
システムの保守がモダン化を阻む? 「変えない判断」から脱却する方法とは
-
3
不審メールの経路や見せ方に変化? 2026年夏の3事例から見えた動向と対処方法
-
4
AI駆動攻撃にどう対抗する? 超速の攻撃からエンドポイントを保護する方法
-
5
なぜRPA導入は頓挫する? シナリオ作成の壁を乗り越える解決策とは
-
6
プログラミング不要で誰でも実現できる、ネットワーク運用管理の自動化とは
-
7
東大教授と考える、AI時代の「データ主権」「信頼性」「ガバナンス」の在り方
-
8
Linux初心者でも知らないとまずい「RHEL」「SLES」の違いとは?
-
9
最速72分でデータが流出? 最新の脅威トレンドや侵入手法から分かった防衛策
-
10
生成AIの活用を阻む「5つの壁」とは? AIネイティブ組織へ変革を遂げる方法
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー