ライセンス問題がBYODの妨げに

私物iPad1台につき1300ドル増!? BYODに必要なMicrosoftライセンス

Microsoftのライセンス体系は、BYODを踏まえた形にはなっていないと専門家は指摘する。BYOD推進のためにはどういったライセンスが必要になるのだろうか。

 会社のメールシステムやアプリケーションに社員所有の端末からのアクセスを認めている場合、Microsoftのライセンス違反になる可能性がある。

 Microsoftは、私物端末の業務利用(BYOD)に即したライセンス契約を用意していない。Windows 8のリリース前にライセンスポリシーを改訂して、私物のタブレットやスマートフォンからのリモートアクセスに対応することもないだろう。

 米Pica CommunicationsのアナリストでMicrosoftライセンスに詳しいポール・デグルート氏は、「競争力のない分野では制約的な規定を維持し、ひとたび他と競える状態になったら制約を緩めるというのはMicrosoftがよく使う手だ」と話す。

 「Microsoftは、リモートアクセスライセンスの規定を厳密に適用しているようには見えない。しかしこれは、特に私物端末からのMicrosoftソフトウェアへのアクセスについて意識が薄い企業ユーザーにとって危険な状況だ」とデグルート氏は指摘する。

 「Microsoftのライセンスの大半は、デスクトップやタブレット向けを筆頭に端末ベースだ。そのため、利用されている端末を全て把握しなければ面倒な事態に陥りかねない」と同氏は話す。

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この記事の著者

Bridget Botelho
Bridget Botelho

ノースイースタン大学ジャーナリズム学部2002年卒。日刊紙や週刊紙の新聞記者を経て、2007年に米TechTargetに入社。ハードウェア、OS、仮想化、クラウド、人工知能(AI)技術、IT業界の動向といったトピックの記事執筆を担当。その後は同社のWebサイト編集者、ニュースディレクターを歴任。現在はニュース部門で編集長を務める。

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