ところでBlackBerryはどうなるの?
MicrosoftがNokia買収完了 “次の10億人”をモバイルユーザーに
MicrosoftがNokiaのDevices & Services部門の買収を完了した。Microsoftは今後、デバイス戦略を強化していく見通しだ。また、この買収によりエンタープライズ市場の情勢は大きく変化する可能性もある。
米Microsoftは、フィンランドNokiaのDevices & Services部門の買収を完了した。今後、MicrosoftはWindows Phone事業を加速させていく見込みだ。
「(Nokiaの持つ)モバイルの可能性と資産により、われわれの変革が推進される」とMicrosoftの最高経営責任者、サトヤ・ナデラ氏は声明で述べた。「パートナー企業と共に、モバイルファースト、クラウドファーストの世界における、より迅速なイノベーションの提供に尽力する」
Nokiaの前プレジデント兼最高経営責任者(CEO)であるスティーブン・エロップ氏は、MicrosoftのDevices Group担当エグゼクティブバイスプレジデントとしてナデラ氏の直属となる。
エロップ氏は、Lumiaスマートフォンとタブレット、Nokia携帯電話、Xboxハードウェア、Surface、Perceptive Pixel(PPI)製品とアクセサリといったデバイス事業を統括する。
Microsoftの法律顧問兼エグゼクティブバイスプレジデントのブラッド・スミス氏は次のように話す。「Nokiaの買収を完了するまで計画に数カ月を要したが、統合に向けた行程の重要な一歩を踏み出した。この買収は、Microsoftのイノベーションを加速させ、Windows Phoneの市場導入を推進させる。加えて、Nokiaの携帯電話を通じて、次の10億人《※》にMicrosoftサービスを提供できると期待している」
※:新興国の低所得層
Microsoftによると、Nokiaのフィーチャーフォン(非スマートフォン)事業は、低価格向けモバイル端末市場をターゲットにする計画だという。次の10億人に初めてのモバイル体験を提供することで、年間500億ドルの市場機会を得られるとMicrosoftは述べる。それと同時に、Microsoftサービスを利用する新規顧客も獲得することができる、
同社は、韓国の馬山工場とインドのチェンナイ工場を買収しないと発表した。世界各国、2万5000人のNokia従業員がMicrosoftに加わる。
Nokiaを買収したことにより、Microsoftのデバイス戦略は勢いを増すだろう。英Computer Weeklyは2013年9月、Nokiaが72億ドルでMicrosoftに買収されることを報じた。その際、米Gartnerの主席リサーチアナリストであるアネット・ジマーマン氏は、Nokiaの買収で大きな打撃を受けるのは、BlackBerryであると予測した。ジマーマン氏は当時、「Microsoftは今、エンタープライズ市場に積極的な姿勢を見せている。これは、BlackBerryにとって死活問題である」と語った。
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