教育ITニュースフラッシュ
小学生がタブレットでプログラミング、塾とDeNAが生む新講座とは?
プログラミング教育を進める岡山県立玉野光南高校や学習塾の話題から、東海大学菅生高等学校と滋賀県立大学のオンライン寄付システム導入事例まで、注目の教育IT関連ニュースをお届けします。
教育機関のIT導入事例、教育機関向けの新製品に関するニュースを紹介する教育ITニュースフラッシュ。岡山県立玉野光南高校や学習中が進めるプログラミング教育の取り組みから、東海大学菅生高等学校と滋賀県立大学がインターネット経由の寄付金受け付けを開始した話題まで、さまざまなニュースがありました。
学習塾「花まる学習会」が小学生向けプログラミング新講座 DeNAが協力
学習塾運営のこうゆう(さいたま市浦和区)が関東・東海地方に展開する幼稚園児~小学生向け学習塾「花まる学習会」は2015年4月、タブレットを活用したプログラミング教育講座を開講する。小学校低学年向けに新たに開講する「Think! Think!」では、ディー・エヌ・エーが開発中のタブレット向けプログラミング学習教材アプリを活用。同アプリは、佐賀県武雄市立の小学校で2014年10月から2015年2月に実施した、プログラミング教育の実証研究授業で利用したアプリを基に開発したものだ。花まる学習会ではその他、こうゆうの子会社である花まるラボが開発する学習アプリも採用。具体的には、論理パズルアプリの「小学生からの論理パズル:スクエアパズル」、迷路アプリの「はじめてのめいろ:ゆびたび」を利用する。プログラミング教育との組み合わせで、塾生の論理的思考力育成を狙う(発表:こうゆう、ディー・エヌ・エー<2015年3月9日>)。
岡山県立玉野光南高校、オンライン学習でプログラミングを分かりやすく
プログラミング教材やコードエディタなどをWebブラウザ経由で利用するシステムを導入した。同校の情報科は、1年生でC言語を必修とするなどプログラミング教育に力を入れている。だが教員にとって、多様なプログラミング言語を完全に理解して教えるのは難しく、生徒側にもプログラミングに苦手意識を持つ生徒は少なくない。こうした課題を解消する手段として同校は、教育サービス業のトライブユニブが提供するプログラミング教育支援サービス「CodeCamp」を導入。既成のテキストや開発環境の活用で、教員が生徒の学習サポートやモチベーション向上に注力しやすくした。生徒からは、テキストの重要な箇所が大きな文字で記載されている点や、テキストとコードエディタを1画面に表示できてスムーズに学習が進められる点などを評価する声が挙がっているという(発表:トライブユニブ<2015年3月11日>)。
ロボットでプログラミング教育、ワンクリックアイティーが新学習塾
システム開発やITスクール運営を手掛けるワンクリックアイティー(愛知県知多郡)は2015年4月、小学生向けにロボットを使ってプログラミングを教える学習塾「ジーニアスクラブ」を開設する。「レゴブロック」を販売するレゴジャパンの教育部門、レゴ エデュケーションのプログラミングロボット教材「教育版レゴマインドストームEV3」を教材に採用。ロボットの構成要素であるモーターやセンサーの制御方法をはじめ、ロボットを動作させる方法を中心に指導する。塾生にロボットの基礎知識を習得してもらいつつ、プログラミングを通じて論理的思考力を伸ばしてもらいたい考えだ。入塾対象は小学4年生以降(発表:ワンクリックアイティー<2015年3月9日>)。
デジタルハリウッドがワークステーション刷新、学生の制作作業を快適に
デジタル作品のクリエイターを育成する専門スクールであるデジタルハリウッド(東京都千代田区)が、学生用端末を刷新した。同校の学生は、CPUやメモリといったリソースの消費量が大きいアプリを複数稼働させたり、大容量の画像データを扱ったりすることが多く、学生用端末の処理速度低下が課題となっていた。また意欲のある学生は昼夜問わず作業を進めることもあり、長時間の連続使用に耐える信頼性や可用性も不可欠だった。こうした状況を踏まえ、同校は学生用端末の刷新を決断。デルのワークステーション「Dell Precision T1700」を選定した。同校は従来、仕様変更の容易さやサポートの迅速さなどを評価してデル製品を利用しており、今回も同様の理由から同社製品を選定した。刷新後は故障報告が減少したり、複数アプリ起動時の処理速度低下が発生しにくくなるといった効果を既に得ているという(発表:デル<2015年3月4日>)。
東海大学菅生高等学校、甲子園出場の支援金をネットで募集
菅生学園(東京都あきる野市)が運営する東海大学菅生高等学校が、インターネット経由の寄付金募集を開始した。募集期間は2015年4月末まで。同校の硬式野球部が、2015年3月21日に甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催される第87回選抜高等学校野球大会への出場を決めたのを機に、大会出場への支援金として寄付金を募る。同校は既に、夏の全国高等学校野球選手権大会と合わせて甲子園に4回出場しており、その際にも寄付金を受け付けてきた。新たにインターネット経由の寄付を可能にして、寄付希望者の利便性向上を図る。システムには、さくら情報システムが提供するインターネット寄付金収納サービス「寄付金クラウド」を採用した(発表:菅生学園、さくら情報システム<2015年3月12日>)。
滋賀県立大学、基金設立でネット寄付システム導入
2015年度に開学20周年を迎える同大学は、学生支援や教育環境の充実を目的とする基金「未来人財基金」を設立した。同基金への寄付金を幅広く集めるべく、場所や時間を問わず寄付が可能なインターネット寄付金システムを導入。2015年3月2日からインターネット経由の寄付金受け付けを始めた。寄付希望者は、同大学の公式サイトにある専用ページにアクセスし、クレジットカード情報など必要な情報を入力して寄付をする。エフレジのインターネット寄付金収納サービス「F-REGI 寄付支払い」を利用してシステムを構築した(発表:滋賀県立大学、エフレジ<2015年3月5日>)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「Excel至上主義」の終わらせ方 丸2日の手作業地獄から情シスと現場を救うには
-
2
「Microsoft 365のセキュリティ運用」に関するアンケート
-
3
取手市がVDIと決別した理由 更改費用「4倍超」を約1.7倍に圧縮
-
4
急増する「AIはこう言ってる」マン 判断を狂わせる「AI忖度」を防ぐには?
-
5
221人調査で分かった「情シス最大のストレス」は?
-
6
「Salesforceのテスト自動化ツール」に関するアンケート
-
7
「データストレージの活用方法」に関するアンケート
-
8
「AI時代の統合基盤・エンタープライズAI管理」に関するアンケート
-
9
100億円の「Linux更新」を回避 みずほ銀行が選んだ“おきて破り”のRHEL延命策
-
10
自宅のWi-Fiが「遅い」「途切れる」本当の原因は? Dellが推奨する鉄則
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
年収2000万「クラウドセキュリティのプロ」になれる資格とは
-
2
セキュリティソフトをすり抜ける標的型攻撃メール、不審メールの見破り方とは?
-
3
Windows Updateの通信集中で回線が逼迫、ネットワーク刷新事例に学ぶ解決策
-
4
財務を戦略的組織へ進化させるAI活用術、4つの主要な障壁と解消方法
-
5
「NAS」「SAN」「DAS」は何が違う? いまさら聞けないストレージの基礎
-
6
“あのファイル転送”で暗躍するノーウェアランサム
-
7
標的型攻撃メールを見破るには? サンプル文面を例に傾向を解説
-
8
商用利用の安全性を確保し大量のコンテンツを高速で生成する、AI活用の秘訣
-
9
マンガで解説、1日で生成AI環境を構築できるワークショップの中身とは?
-
10
Dark AIが台頭する時代の新発想、「より高度なAIで対抗する」具体的方法とは?
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー