教育ITニュースフラッシュ
PowerPoint使いの“小学生プレゼンマスター”が通う学校は?
同志社中学校のモバイルデバイス管理(MDM)製品導入事例から、附属図書館のシステムに「Oracle Exadata」を導入した武庫川女子大学の取り組みまで、注目の教育IT関連ニュースをお届けします。
教育機関のIT導入事例、教育機関向けの新製品に関するニュースを紹介する教育ITニュースフラッシュ。タブレット管理を効率化した同志社中学校の取り組みから、附属図書館の蔵書検索システムを刷新した武庫川女子大学の事例まで、さまざまなニュースがありました。
朝日学生新聞社、小学生プレゼンコンテストの受賞者発表
朝日学生新聞社は2015年2月7日、全国の小学生がオフィススイート「Microsoft Office」搭載端末を使ってプレゼンテーションスキルを競う「第2回学校・地元・家族自慢プレゼンコンテスト」の決勝大会と表彰式を開催した。計3678人、1751作品に上る応募作品の中で、最優秀賞に当たる朝日小学生新聞賞を受賞したのは、福井県の越前市立岡本小学校の小学4年生3人による作品「神と紙のまち岡本」だった。同コンテストは2014年9月から、朝日学生新聞社がNECパーソナルコンピュータ、東芝、富士通、日本マイクロソフトと共同で実施。Office搭載PCやプレゼンソフト「Microsoft PowerPoint」の利用を通して、小学生にプレゼンの楽しさを理解してもらったり、表現力やコミュニケーション能力を伸ばしてもらうことが狙いだという(発表:朝日学生新聞社<2015年1月27日>)。
同志社中学校がMDM製品導入 タブレット約300台の管理負荷を軽減
2014年度の新入生から、米Appleのタブレット「iPad mini 2」を授業などの学校生活に生かしている同志社中学校(京都市左京区)。同校は従来、Appleが無償提供する端末管理ツール「Apple Configurator」を利用して端末を管理していた。だがApple Configuratorでは、OS/アプリのアップデートや設定変更のたびに全端末を回収し、1台ずつ設定作業をする必要があるなど効率が悪かった。管理作業を効率化すべく、同校はモバイルデバイス管理(MDM)の導入を決断。インヴェンティットの教育機関向けMDMサービス「MobiConnect for Education」を2014年12月に導入し、約300台の端末を管理している。端末の設定情報やアプリの配信/アップデート作業が効率化でき、管理負荷が軽減するといった効果が既に現れているという(発表:インヴェンティット<2015年2月12日>)。
武庫川女子大学、附属図書館の蔵書検索システム刷新
兵庫県西宮市にある同大学の附属図書館では、2013年9月のリニューアルに伴い、約65万冊の蔵書や館内資料、国内の大学が発行する論文などの検索システムを刷新した。新システムは2014年4月に稼働開始。同図書館では従来、データベース管理システム(DBMS)の「Oracle Database」などを使って機能別にシステムを構築しており、運用負荷が高まっていた。そこで同大学は、日本オラクルのデータベースサーバ専用機「Oracle Exadata Database Machine」を導入。分散していたシステムをハードウェアやOSも含めて集約し、運用コストの大幅な削減を見込む(発表:日本オラクル<2015年2月12日>)。
オンライン学習にタブレット向け新聞――ベネッセがIT活用策を立て続けに発表
ベネッセコーポレーションは2015年2月上旬、IT活用施策を立て続けに発表した。同月7日に発表したのは、顧客情報を登録せずに利用可能にした幼児~高校生向けオンライン学習サービス「BenePa」だ。決済方法にプリペイドカードを採用。学習者は、コンビニエンスストア「ローソン」でプリペイドカード(同月17日から販売)を購入し、専用Webサイトでカードに記載されたコードを入力するだけで利用できる。教材は英語や算数、数学を中心に用意する。
続く同月10日には、専用タブレットを使った小学生向け通信教育「チャレンジタッチ」の有償オプションとして、小学生が読みやすい内容や表現で作成した時事ニュースを専用タブレットに配信するサービス「デジタル小学生新聞」を発表した。受講者が時事知識を得やすくして、社会問題の解決方法を考える「問題解決型学習(PBL)」に取り組む力の向上を支援する。同年3月25日に開始する(発表:ベネッセホールディングス<2015年2月7日、10日>)。
レベルに合ったIT知識を小学生に伝授、ICTエデュケーションズが新学習熟
ITに関する教育を手掛けるICTエデュケーションズ(横浜市戸塚区)は2015年2月9日、小学生向けにIT関連知識や技術を教える学習塾「あるごスクール」を開設した。クライアントPCの基本的な使い方を教える「基礎力養成コース」、プログラミングの基本を教える「総合力養成コース」、アプリ開発を教える「専門能力養成コース」の3コースを用意。児童のスキルに合わせた学習をしやすくした。基本的な情報処理の知識は全てのコースで教える。まずは横浜市青葉区、戸塚区、川崎市の3拠点で開始。講師は10年以上の経験を持つ現役エンジニアが担当する。講義は1回60分で、受講料(税別)は月額3000円から(発表: ICTエデュケーションズ<2015年2月6日>)。
小学校のタブレット授業向けデジタル教材新版、チエルが発売
授業支援システム開発のチエルは2015年2月6日、小学校向けタブレット授業用デジタル教材の新版「小学校のチャレンジミニドリル 第2巻」を販売開始した。小学校2、4、5年の国語、算数、理科、社会の各科目について、単元別に46種の教材を用意。反復練習が可能な計算問題や漢字学習教材といった児童の学習に役立つ教材に加え、日本の国土の様子など教員がクラス全員に掲示するのに便利な教材も収録する。価格(税別)は校内サイトライセンスの場合4万6296円、利用端末ライセンスの場合1851円。WindowsタブレットやAppleのタブレット「iPad」シリーズで利用できる。2014年11月発売の第1巻(3、4、5年向け)、2015年3月発売の第3巻(1、4、5、6年向け)との組み合わせで、小学校の全学年をカバーできる(発表:チエル<2015年2月6日>)。
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