あの注目のSDNプロトコルは今

誰も話題にしなくなったOpenFlow、それでもSDNは前へ進む(2/2 ページ)

SDNとOpenFlowの今後

 では、OpenFlowはもう過去のものになってしまったのだろうか。間違いなくそうではないが、他の幾つかのプロトコルとの健全な競争が生まれている。

 OpenFlowが製品に使われている場合でも、ベンダーはマーケティング上、別の用語を前面に押し出してOpenFlowを目立たせないようにパッケージングすることが多い。しかし、それでもOpenFlowは廃れそうもない。2017年には、OpenFlowはネットワークの10~20%で使われているだろうとの推計が出ている。この予想が正しければ、OpenFlowはSDNプロトコルの重要な成功例といえるだろう。かつて予想されていた、“SDNプロトコルの決定版”ではないかもしれないが。

 以上をまとめると、われわれが学ぶべき教訓は、「問題を解決するためのプロトコルではなく、解決すべき問題に常に集中すること」だ。OpenFlowは健在であり、思った以上に広く使われているかもしれない。だが、使われるかどうかはあくまでユースケース次第だ。OpenFlowは、利用が拡大しているSDN環境の1つの要素にすぎない。

本稿筆者のダグ・マーシュケ氏は、SDNの教育およびトレーニング、専門家によるコンサルティング、マネージドサービスを手掛けるプロフェッショナルサービス会社、米SDN Essentialsの創業者であり、同社のCTOを務める。それ以前にはネットワークサービス企業の米Proteus Networksを創業し、後に同社を売却。米Juniper Networksの多くの資格試験問題の作成にも関与している。

印刷する
SNSでシェア

この記事の著者

関連記事

こんなメディアも見られています

TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

無料会員登録
最新情報をいち早くチェック!

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます(メディアごとに文章は変更)

いますぐ無料会員登録

ベンダーコンテンツ PR

From Informa TechTarget

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ホワイトペーパーランキング PR

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

TechTargetジャパン SNS

X @techtarget_itmをフォロー

インフォメーション

TechTargetジャパンをフォロー