7~12インチが選択肢
「iPad Pro」で悩みが増える――タブレットにおける最適な画面サイズとは?(2/3 ページ)
8インチ
中型タブレットは、小型タブレットと大型タブレットのいいとこどりをしようとしている。持ち運びやすさは小型モデルに近いが、生産的な作業を行うのに十分な大きさの画面を搭載している。また、価格には幅がある。「Lenovo TAB 2 A8-50」(国内未発売)は129ドルと格安だが、標準的な価格帯は200~300ドルだ。
標準的なタスクの実行に関しては、7インチより8インチタブレットの方が若干優れているだろう。また、電子書籍を読むのにも適している。ゲームや動画の視聴にも、良いだろう。ただし、小さなものを見るのが得意ではない人にはお勧めしない。ワープロや表計算などの生産的な作業に中型タブレットを使用することは可能だが、8インチのディスプレイで長時間の作業を行うのは困難だろう。
8インチタブレットの画面は、親指で文字を入力するスマートフォンよりもかなり大きい。そのため、画面を縦向きにしているときは容易に文字を入力できるが、横向きだと文字が若干入力しづらくなるだろう。
8インチタブレットは持ち運びやすいが、大きさは少し気になるだろう。ハンドバックやリュックサックを持ち歩いている人は問題ないだろう。
8インチタブレットでiOSを搭載している唯一のモデルは「iPad mini 3」である。Windows搭載の8インチタブレットは少ないが、フィンランドEveの「Eve T1」は、その一例だ。一方、Android搭載の8インチタブレットは豊富にある。例えば、米Dellの「Venue 8 7840」やASUSの「ZenPad S 8.0」だ。
9インチ
少数の企業が9インチのタブレットを販売している。その目的は、大半のフルサイズモデルより安価な価格でフルサイズモデルに近いデバイスを提供することだ。8インチタブレットと同様に、9インチタブレットは、持ち運びやすさ、機能性、価格について妥協している。
9インチタブレットは、標準的なタスクを難なくこなせる。また、電子書籍、動画、ハイエンドゲームにも問題なく対処できる。それから、ワープロや表計算などのビジネスタスクに使用することも可能だ。とは言うものの、9インチタブレットでは画面に表示されるものは小さくなりがちだ。
9インチタブレットでは親指を使って簡単に文字を入力できる。だが、画面を横向きにした際に親指を使って文字を入力するのは実用性に欠ける。タブレットを下に置いて、人差し指を使って入力するのが良いだろう。
9インチタブレットは、フルサイズモデルと同じくらいのサイズになる。そのため、持ち運ぶためには、リュックサック、書類かばん、大きめのハンドバックが必要だ。
9インチタブレットの中でも良いのは、台湾HTCの「Nexus 9」とAmazonの「Fire HDX 8.9」だ。どちらもAndroidを搭載しており、価格帯は400ドル前後だ。
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