HDMIドングルにWindows PCの機能を丸ごと収納
スティック型PCをどうしても会社で使いたい人のためのアドバイス
このWindows PCは、その「ミニ・ミー」という呼称にふさわしい機能を備えているが、企業ユーザーが活用するには、追加の入力やマイクロフォンのようなさらなる機能が必要だ。
中国Lenovoの「Lenovo ideacentre Stick 300」は、小さなHDMIドングル(事実上のポケットPC)であり、ほとんどのWindowsタブレットより多くの入力とポートを備えている。しかしこのデバイスは、デスクトップの付属機能を必要とする企業ユーザーより、端末やシンクライアントに役立つ。
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クライアントPCは必要か不要か
Lenovo ideacentre Stick 300はチューインガムの包みと同程度の大きさで「Intel Atom」プロセッサを搭載するWindows PCだが、これより小さなポータブルPCを想像するのは難しい。デバイスのスペックは、毎日の作業を十二分に処理できる多くの手頃なWindowsデバイスに匹敵する。
ideacentre Stick 300は、HDMIが使用可能なディスプレイ(市場で販売されているほぼ全てのHDTVを含む)で稼働可能であり、キーボードとマウス用のフルサイズのUSBを備えている。このデバイスの大きさは3.94×1.5×0.59インチ(125×37.6×14.5ミリ)で、重量は0.1ポンド(63g)である。「Intel Atom プロセッサー Z3735F」(クアッドコア、1.33 GHz)、2GバイトのRAMを搭載する。
加えて、ideacentre Stick 300は32Gバイトのストレージ容量を有し、microSDカードリーダー拡張、フルサイズのUSB 2.0入力、mini-HDMI出力を装備している。また、802.11 b/g/n Wi-Fi、Bluetooth 4.0をサポートする。このデバイスのOSには32ビット版のWindows 8.1 with Bingが採用されているが、Windows 10にアップグレードも可能だ。
しかし携帯性には妥協が伴う。Lenovo ideacentre Stick 300を使用するにはキーボードとマウスを必要とする。有線のアクセサリが複数必要である場合、USB入力は1つしかないためUSBハブが必要になる。またこのデバイスには外部電源が必要で、これはワイヤーが絡まる可能性があることを意味する。マイクロフォンとカメラも付属していないため、Skypeやその他の会議ソフトウェアに対しては有用ではない。
ideacentre Stick 300は出張の多い企業のビジネスマンに最適とはいえないが、設置面積が小さく低価格、低電力ではある。ターミナル、キオスク、データセンターでの使用やシンクライアントとして使用するには有用かもしれない。米Intelのチップ技術の進歩、小型化、省電力化のおかげで、スティック型PCがやがて完全に埋め込み可能になり、企業ユーザーが出先から会社のPCにアクセスできるようになる可能性はあるだろう。
Lenovo ideacentre Stick 300の価格は130ドル弱で、ほとんどの手頃なタブレットやスマートフォンと同等だ。
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