AWS Lambdaによる技術進化
近い将来に消えるかもしれない“IT運用職”、サーバレスの「NoOps」が拡大(2/2 ページ)
AWSがオープンソースプロジェクト「Flourish」をプレビュー
ServerlessConfでは、AWSの発表も注目を集めた。LambdaおよびAPI作成管理サービス「Amazon API Gateway」を担当するゼネラルマネジャーのティム・ワグナー氏は、サーバレスのアプリモデルを提供する新しいオープンソースプロジェクト「Flourish」を基調講演で発表した。このプロジェクトでは、ユーザーによる製品開発とテスト期間中にLambda関数の一貫したロールバックを提供する。
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Sonianのアーネット氏によれば、Flourishは仕様書とダウンロード可能なJSONファイルも提供するので、開発チームがLambda関数を組み合わせたアプリを管理するフレームワークとして使用できる。
「現在、Soniaで行っている業務フローのどこにLambdaを活用できるか検討中だ」とアーネット氏は語る。Sonianはとりわけ、Lambdaの料金体系に興味を持っているという。Lambdaの料金は仮想マシン単位ではなく、実行した関数に対してのみ発生し、アイドル時間では課金しない。「自社のワークロードに対してLambdaを活用する適切な方法を見極められれば、経済的なメリットを得ることができる」(アーネット氏)
Flourishのコードはまだ非公開だが、数週間以内に提供が始まる見通しだ。Amazonの広報担当者は、Flourishが最終的にAWSの正式なサービスになるかどうかについて明言していない。
AmazonがFlourishで目指すのは、AWS用のアプリフレームワーク「Serverless Framework」やAPIライフサイクルツール「SwaggerHub」といったサードパーティープロジェクトで、既にサーバレスコンピューティングやAPI Gatewayで行っていることとよく似ている。BuildFaxのエミソン氏は、AWSのLambdaよりも、サードパーティーのサービス「Auth0 Webtask」を高く評価している。「Amazonは基本的に、エンタープライズコンピューティングに存在する複雑な要素を全てAmazonのサービスに移しただけだ」(エミソン氏)
エミソン氏によれば、Flourishにしても元Amazonのミッチ・ガナート氏がLambda関数管理のために開発したオープンソースツール「Kappa」にしても、今ある製品の不備を示しているにすぎず、Auth0などのサービスは、AWSのLambdaやAPI Gatewayほど細部にわたる管理を必要としないという。
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