OpenStackとVMwareの違いは?
OpenStack導入の「よくある質問集」、素朴な疑問にも答える(2/2 ページ)
OpenStackのセキュリティ課題は何か
セキュリティは企業にとって常に重要な関心事であり、OpenStackにおいても例外ではない。クラウドには膨大な情報が保存されており、適切に保護しなければ、それらは攻撃の被害にあう恐れがある。しかし、OpenStackのセキュリティ対策では、策定するのは難しい。OpenStackはまだ歴史が浅く、進化の途上にあるからだ。
克服すべきセキュリティ課題の最たるものの1つは、OpenStackのオープンソースモデルだ。OpenStackはモジュールで構成されており、多くの機能や要素がベンダーを含むオープンソースコミュニティーで開発されている。そのために、変化していく部分が非常に多いことから、セキュリティやコンプライアンスを確保しながら運用を行うには、専任の担当者が必要になる。OpenStackの導入、運用におけるセキュリティのベストプラクティスには、プロトコル管理ツールの利用、データの暗号化、認証の有効時間の短縮などがある。
ハイブリッドクラウドを構築するためにOpenStackを導入する場合、統合上の課題とは
ハイブリッドクラウドはもう新しい技術ではなく、普及が進んでいる。一部の企業は、OpenStackベースのプライベートクラウドと「Amazon Web Services」(AWS)、「Microsoft Azure」または「Google Cloud Platform」を組み合わせてハイブリッドクラウドを構築している。このアプローチの主な難点は、OpenStackはまだ成熟度が低く、活発なペースで開発されているため、ハイブリッドクラウドに必要なツールやインタフェースが、望ましい完成度に達していないことだ。
OpenStackを使用したハイブリッドクラウドには、特にOpenStackと主要なクラウドプロバイダーのサービスの統合において、まだ課題がある。例えば、OpenStackのNovaコンピュートモジュールとAWSを連係させるには、APIの違いから難しい。また、OpenStackとAWSのハイブリッドクラウドで(特に、企業が使用するWANが低速な場合に)パフォーマンスを維持するには、高度なデータ複製が必要になることが挙げられる。
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