「Galaxy S7」から継承された点とアップグレードされた点
徹底レビュー:頑丈過ぎる「Galaxy S7 Active」に高評価、それでも “惜しい”理由(1/2 ページ)
「Galaxy S7 Active」は、「Galaxy S7」の長所を取り入れ、それをさらに強化したものだ。果たしてiPhoneに対抗できるデバイスなのだろうか。
Samsung Electronicsの「Galaxy S7」を頑丈なコーティングで包んだら、市場最高級の丈夫なスマートフォンの1つになる。しかし「Galaxy S7 Active」は、Galaxy S7を丈夫にしただけのスマートフォンではない。バッテリー容量の拡張、カスタマイズ可能な側面のボタン「アクティブキー」の搭載に加え、幾つかの大きなアップグレードが施されている。そのため、丈夫かどうかにかかわらず、市場で最高級のスマートフォンの1つとなっているのだ。
Galaxy S7 Activeはすばらしいスマートフォンだが、残念なことに購入できるユーザーは限られている。本稿執筆時点で、Galaxy S7 Activeはキャリア限定スマートフォンとしてAT&Tでのみ販売されている(価格は795ドル)。端末にはAT&Tのロックがかかっているため、AT&TユーザーでなければGalaxy S7 Activeを使用できない。
本稿では、Galaxy S7 Activeの長所と短所を詳しく紹介する。
構造とデザイン
全ての頑丈なデバイスにいえることだが、デザイン面は多少の不満を受け入れる必要がある。Galaxy S7 Activeが不格好というわけではないが、Galaxy S7には敵わない。Galaxy S7は金属とガラスで構成されたスタイリッシュな流線型のデザインだったが、Galaxy S7 Activeでは強化金属フレームとなり、四隅は分厚いゴムでガードされている。背面はテクスチャ加工パネルに変わった。
デバイスの右側には、電源ボタンに加え、SIMカードとリムーバブルストレージの両方を取り付けるスロットがある。左側にはテクスチャ加工されたアクティブキーと音量調節ボタンが用意されている。画面下部には物理的な3つの制御ボタンがある。そのうち、ホームボタンは触り心地が滑らかで、指紋センサーが組み込まれている。また、デバイスの下部にはスピーカーとmicroUSB充電端子、上部には3.5ミリヘッドフォンジャックがある。
Galaxy S7 Activeは、Galaxy S7には及ばないものの、頑丈なスマートフォンにしては薄いボディーをしている。サイズは148.8(高さ)×74.9(幅)×9.9(厚さ)ミリで重さは185グラムと、非常に持ちやすい。比較的薄型のデザインとテクスチャ加工背面パネルのおかげで、片手で簡単に操作できる。Galaxy S7 ActiveはGalaxy S7(厚さ7.8ミリ、重さ151.9グラム)ほど薄くも軽くもない。しかし京セラの「Kyocera Duraforce」(厚さ13.9ミリ、重さ200グラム)といった他の頑強なスマートフォンに比べれば相当軽い。
Galaxy S7 Activeは、MIL-STD-810G耐久テスト規格に準拠し、同レベルの耐久性を維持している。つまり、Galaxy S7 Activeは、極度の高温/低温や衝撃、振動、圧力、高地などに耐えることができるのだ。また防水規格「IP68」の防水機能がうたわれている。これは、水深1.5メートルで30分の水没に耐えられることを意味するのだが、Galaxy S7 Activeが水による損傷を受けたという報告が複数ある。とはいうものの、TechTargetが何度も手荒に扱ったり落としたりするテストをしても、特に問題は発生しなかった。そのため、Galaxy S7 Activeは水周りでの使用にはあまり適していないかもしれないが、振動や衝撃には容易に持ちこたえるといえる。
ディスプレイ
Galaxy S7 ActiveとGalaxy S7でほとんど違いがなくてありがたい領域の1つがディスプレイだ。同じ5.1インチのQHD(解像度2560×1440ピクセル)で、精彩な557ppiの画面が採用されている。Galaxy S7のレビューでは、これを眺めるのが楽しくなるディスプレイだと評価した。色は深みがあり見事に調和している。レビューに使用したGalaxy S7は、明るさの設定を低く設定していても、画面は明るかった。視野角は素晴らしく、ディスプレイは直接光が当たっても見やすいので、屋外活動の素晴らしいパートナーになる。Galaxy S7 Activeもスリープ中でもディスプレイに情報を表示する「Always On Display」機能に対応しているので、スマートフォンのロック解除や、画面を完全にオンにしなくても素早く簡単に通知を確認できる。
パフォーマンス
Galaxy S7 Activeは、Qualcommの「Snapdragon 820」プロセッサを搭載し、RAM 4GB、内蔵ストレージ32GBを備える。パフォーマンスは主力機種並みだ。microSDを使ってストレージをさらに最大256GB追加できるので、写真やビデオ、アプリケーションなどを保存する十分な余地がある。パフォーマンスをPrimate Labsのベンチマークテストツール「Geekbench 3」で測定したところ、Galaxy S7 Activeのスコアは高く、5473だった。これはGalaxy S7のスコア5334に勝る。Galaxy S7と同様、Galaxy S7 ActiveはGoogleの「Android」OSを搭載した市販スマートフォンの中で処理性能の高い機種の1つといえるだろう。ゲームとアプリケーションは何でも高速で実行できる。
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