水中でも「Pokemon GO」ができる
徹底レビュー:進化を遂げた「Galaxy Note7」、iPhoneファンの気持ちを逆なでする機能とは(2/2 ページ)
虹彩認証セキュリティ
指紋認証機能は依然として組み込まれているが、虹彩認証機能がもう1つの生体認証セキュリティとして機能する。虹彩認証のための専用カメラを用意しており、赤外線LEDを利用して虹彩を認識する。つまり、薄暗い状況でも虹彩認証ができるのだ。また、初期設定後は、眼鏡を掛けていても認証できる。なお、虹彩認証には2つの安全上の注意事項がある。スキャン時間は1回につき9秒のみで、顔とカメラの距離が近過ぎると判断された場合はスキャンできない。
短い試用体験では虹彩認証機能をテストするチャンスがなかったが、デモでは素早く、問題もなく機能していた。画面上には遊び心のある虹彩カメラのオーバーレイが表示されるので、虹彩認証機能全体がSF感溢れるものになっている。
虹彩認証はSamsungの新しい「Secure Folder」機能にも関連付いている。Secure Folderは、電子メール、メモ、写真、アプリなど、機密性の高いプライベートなデータをユーザーが保存するための場所で、追加のセキュリティ層の背後に隠され、強固にロックが掛けられる。このセキュリティは完全にユーザー重視だ。企業のIT部門であっても、Secure Folderへのアクセスや無効化はできない。ユーザーはここに、個人のアカウントに結びついているバンキングアプリや電子メールアプリを保存できる。IT業界の関心が似たような機能に集まっているが、これはセキュリティに対する興味深いアプローチといえる。テスト環境にデモ機を迎えてこの機能がどれほどのものかを検証するのが楽しみだ。
新しいGear VR
Galaxy Note7はSamsungの新しい「Gear VR」と一緒にリリースする。新しいGear VRは旧式のGear VRにとても似ているが、若干の変更が加えられている。クッション部分が増え、ヘッドストラップが長くなって快適さが向上した他、下部接続端子は今後の周辺機器に対応するものが同梱される。また、視野角も少し拡大して96度から101度になっている。コネクタを交換してUSB Type-CとmicroUSBのどちらも使用できるようになっており、下位互換性がある。色はブルーブラックになった。
価格と発売日
Galaxy Note7の米国での発売日は2016年8月19日で、事前注文が2016年8月3日に始まっている(日本発売日は未定)。カラーはブルー(Blue Coral)、ブラック(Black Onyx)、シルバー(Silver Titanium)、ゴールド(Gold Platinum)で、通信事業者はAT&T、Sprint、T-Mobile、U.S. CellularおよびVerizon Wirelessだ(米国の場合)。価格はまだ公表されていないが、これまでのGalaxyの主力機種のリリース時の価格は670ドル~800ドルだった。
新しいGear VRも、米国では8月19日に発売だ。価格は99ドル(旧式のGear VRと同額。日本の発売は未定)。以前発表されたSamsungのVRカメラ「Gear 360」は2016年8月19日(日本では2016年7月15日に発売)に349ドル(日本ではオープン価格で4万~5万円程度)で同時発売する。
まとめ
Galaxy Note7は、次の主要なスマートフォンになる風格がある。それは、単に仕様が多少強化されているという理由だけでは断じてない。以前、Galaxy S7 edgeを「ほぼ完璧」と評価し、Galaxy Note5を「ほとんど全ての処理で抜きん出ている」と称賛した。Galaxy Note7は、洗練されたGalaxy S7 edgeに大きなディスプレイを搭載し、Sペンで生産性を向上したものと考えてほしい。
新機能で最も印象的だったのがSecure Folderだ。どうしてSamsungより先にこれを思い付けなかったのかとAppleは毒づいていることだろう。初めて触ってみて、Galaxy Note7はエッジデザインを採用しているだけではなく、エッジの効いた機能を搭載し、競争が非常に激しいスマートフォン市場において大きな競争力を持っているだろう。
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