米国の軍用規格を満たす構造品質
徹底レビュー:「ThinkPad X260」、ビジネスPCの定番が万人にオススメの理由(4/4 ページ)
価格と構成
ThinkPad X260の価格は764.10ドル(12万5500円)からとなっている。このエントリモデルには、Core i3-6100Uプロセッサ、4GBのRAM、「Windows 10 Home」(64bit)、500GBのHDD、1366×768解像度のTN方式ディスプレイが搭載されている。
Core i5-6200Uプロセッサ、8GBのRAM、256GBのSSD、フルHDのIPS方式ディスプレイにすると、1160.10ドル(16万8500円、公式通販サイトのクーポン適用後11万2895円)になる。この構成からCPUのみをCore i5-6300Uにアップグレードすると、1209.60ドルになる。最も高性能なThinkPad X 260には、Core i7-6600Uプロセッサ、16GBのRAM、512GBのSSD、6セルリチウムリアバッテリー(72Wh)が搭載されており、価格は1650.60ドルとなっている。
どのThinkPadモデルも構成を細かく調整することが可能で、個々のパーツは好きなようにアップグレードできる。RAMを4GBから8GBにアップグレードすると、40ドル(6000円、公式通販サイトのクーポン適用後4020円)掛かるが、アップグレードする価値は十分ある。またディスプレイをTNからフルHDのIPSにアップグレードするには、150ドル(1万円、公式通販サイトのクーポン適用後6700円)の追加料金が掛かった。
Core iプロセッサを搭載したクライアントPCには、もっと安価なものもある。例えば、Acerの「Acer Aspire S 13」はCore i5-6200U、8GBのRAM、256GBのSSD、13.3インチのタッチパネル非対応のディスプレイを搭載しているが、その価格は750ドルとなっている。ThinkPad X260は高品質なデバイスではあるが、耐久性を考慮した設計になっているため、厳しいビジネス環境では長く使えるだろう。これは大半のビジネス向けクライアントPCについていえることだが、ビジネス向けクライアントPCでは構造品質とサービスにも対価を支払っている。
ベンチマーク
結論
ThinkPad X260、優れたビジネス向けのデバイスに必要な6つの特性を備えている。耐久性が優れていることは、米国国防総省の軍用規格に準拠していることから証明されている。軽量で携帯性があり、簡単に持ち運ぶことができる。類似デバイスを凌ぐホットスワップ可能なバッテリー。充実した端子と入力。IT部門が必要なセキュリティ機能。そして、キーボードは入力操作が快適だ。
平凡なディスプレイおよびUSB Type-Cが搭載されていないことはマイナスポイントである。だが構造品質や電源、端子、携帯性の絶妙なバランスから、これらは取るに足らない短所といえるだろう。
ThinkPad X260は、移動が多く、オフィスと外出先の両方でクライアントPCを使用する必要があるビジネスユーザーに理想的な製品だ。ただし、オフィスの自席で作業をするユーザーであれば、もう少し大きくてかさばる「ThinkPad 13」を購入することで費用を節約できるだろう。
長所
- 携帯性とのバランスが絶妙な素晴らしい構造品質
- 良質なキーボード
- 充実した端子
- 優秀なバッテリー
短所
- 平凡なディスプレイ
- USB Type-Cが搭載されていればなお良かった
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