米国の軍用規格を満たす構造品質
徹底レビュー:「ThinkPad X260」、ビジネスPCの定番が万人にオススメの理由(3/4 ページ)
パフォーマンス
ThinkPad X260は、Intelの第6世代の「Intel Core i3-6100U」から「Core i7-6600U」まで4種類のCPUが選択肢として用意されている。TechTargetがレビューに使用したThinkPad X260は、「Intel Core i5-6300U」(2.4GHz、3GHz)と8GBのDDR4-2133 SODIMM RAMを搭載している。Core i5からCore i7に変更する場合よりも、Core i3からCore i5に変更する方が一般的に大きなパフォーマンスの向上が見られる。
TechTargetがレビューに使用したThinkPad X260は、テスト作業で期待通りに動作した。動作はスムーズで安定感があり、何の問題もなく「Windows 10 Pro」(64bit)を実行していた。また優秀な通気孔のおかげで、ベンチマークの実行中もファンが静かに動作しており、本体が熱くなることはなかった。Core i3と4GBのRAMを搭載したThinkPad X260では、GoogleのWebブラウザ「Chrome」で10個以上のタブを開くなどのマルチタスク実行中にプロセッサの限界が見られた。また上位構成における最大の制限要素は、「Intel HD Graphics」だ。これ以外のGPUの選択肢は用意されておらず、ゲームや高解像度の動画の編集を妨げる要因となっている。
ストレージは、500GBのHDDから512GBのSSDまで幅広い選択肢がある。TechTargetがレビューに使用したThinkPad X260は、256GBのSSD(SATA3 OPAL2.0対応)を搭載していた。そのうち、28GBはシステム用、1.5GBはアプリケーション用に予約されていた。ThinkPadには、Lenovoの各種アプリケーションがインストールされている。
スペック
本稿のレビューに使用したThinkPad X260のスペックは以下の通りだ。
- 12.5インチのフルHDディスプレイ(解像度1920×1080ピクセル、タッチパネル非対応のIPS、光沢なし、輝度300ニト)
- Windows 10 Pro(64bit)
- Intel Core i5-6300Uデュアルコアプロセッサ(2.3GHz、Turbo Boost使用で最大3GHz、3MBキャッシュ、15W TDP)
- Intel HD Graphics 520
- Trusted Platform Module暗号化、Intel vPro(Core i5 6300-U以上を搭載している場合のみ)
- 8GBのDDR4-2133 SODIMM RAM
- 256GBのSSD SATA3 OPAL2.0対応(Samsung Electronicsの「MZ7TY256HDHP-000L7」)
- Intel Dual Band Wireless-AC 8260(2×2)+Bluetooth 4.1 vPro対応
- 3セルリチウムイオンバッテリー23.2WHフロント(前面)、3セルリチウムイオンバッテリー23.2WHリア(背面)
- 720p HDカメラ
- サイズ:305.5×208.5×19.9~20.3ミリ(幅×奥行き×高さ)
- 重量:約1.43キロ
- 本稿使用モデルの価格:1236.60ドル(国内の公式通販サイトでは11万2230円《税別》、以下同じ)
バッテリー
ThinkPad X260は、Lenovoの「Power Bridge Technology」を搭載している。このテクノロジーにより、リアバッテリーのホットスワップが可能になっている。この仕様は非常に重宝する。
Futuremarkのベンチマークツール「Powermark」によるテストで、「Balanced」という設定でのバッテリー持続時間は、4時間46分という結果だった。なおこれは標準の3セルリチウムイオンバッテリー(23.3WH)を使用した場合の時間である。これは悪くない結果だ。
3セルリチウムバッテリーの代わりに6セルリチウムイオンバッテリー(72WH)を搭載した構成でも同じテストを実施した。6セルリチウムイオンバッテリー(72WH)はオンラインで購入可能で、価格は120ドルとなっている。この構成で、同じテストをしたところ9時間11分という結果になった。これは驚くべき結果である。この結果から、重くてかさばるが、6セルリチウムイオンバッテリーは、購入したいアイテムになるだろう。
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