最優先はモバイルセキュリティ
ユーザー注目の「Surface Phone」は登場する? 2017年のモバイル市場予測(2/2 ページ)
ダグ・グロスフィールド氏(Five Nines IT Solutionsのプレジデント兼CEO)
注目はiOSとAndroidのセキュリティだろう。Androidは長い間ハッカー活躍の場だった。OSを保護するオプションがないに等しく、もともと安全とはいえないOSだった。エンドポイント保護ソフトウェアの大手ベンダーはいずれも、Android向けに非常に洗練されたオプションを用意している。だがAppleは断固とした現実逃避の精神で、iOSデバイスにウイルス対策ソフトのインストールを許していない。この姿勢は恐らく変化することになるだろう。Appleは既にそのための施策を取り始めており、同社のOS(特にiOS)の脆弱性の特定に門戸を開き、脆弱性を特定したユーザーには報酬とインセンティブを用意している。
マイケル・フィナラン氏(dBrn Associatesのプリンシパル)
恐らく、ユーザーは実用に耐え得るモバイルユニファイドコミュニケーション(UC)をついに手に入れることになるだろう。UCベンダーは、ほぼ全てのモバイルデバイスからアクセスできるクラウドベースのサービスやモバイルアプリを作ろうと試みているが、その試みは全くの失敗に終わっている。ユーザーの希望は、プライベート通話と同じように仕事の通話をできるようになることだ。
Appleが「CallKit」を提供したため、今後はサードパーティー製アプリでもAppleの「iPhone」のネイティブダイヤラーにアクセスできるようになるだろう。Microsoftからは、同社の「Skype for Business」で同様の機能を提供するとの発表があった。個人的には、この提供は2017年第1四半期になるだろうと予想している。Verizonの「One Talk」では、仕事先にかかってきた電話を自身の携帯電話で受けることができるようになる。この電話を固定電話に転送することも可能だ。企業ユーザーを明確に意識したサービスをリリースした携帯電話事業者は初めてだ。これが大きな変化をもたらすかどうかは、依然として注視する必要がある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「Excel至上主義」の終わらせ方 丸2日の手作業地獄から情シスと現場を救うには
-
2
取手市がVDIと決別した理由 更改費用「4倍超」を約1.7倍に圧縮
-
3
「Microsoft 365のセキュリティ運用」に関するアンケート
-
4
急増する「AIはこう言ってる」マン 判断を狂わせる「AI忖度」を防ぐには?
-
5
221人調査で分かった「情シス最大のストレス」は?
-
6
「Salesforceのテスト自動化ツール」に関するアンケート
-
7
「データストレージの活用方法」に関するアンケート
-
8
「AI時代の統合基盤・エンタープライズAI管理」に関するアンケート
-
9
AIで人を減らした企業がもう心変わり 「AIブーメラン現象」の実態
-
10
自宅のWi-Fiが「遅い」「途切れる」本当の原因は? Dellが推奨する鉄則
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
年収2000万「クラウドセキュリティのプロ」になれる資格とは
-
2
セキュリティソフトをすり抜ける標的型攻撃メール、不審メールの見破り方とは?
-
3
Windows Updateの通信集中で回線が逼迫、ネットワーク刷新事例に学ぶ解決策
-
4
財務を戦略的組織へ進化させるAI活用術、4つの主要な障壁と解消方法
-
5
「NAS」「SAN」「DAS」は何が違う? いまさら聞けないストレージの基礎
-
6
“あのファイル転送”で暗躍するノーウェアランサム
-
7
標的型攻撃メールを見破るには? サンプル文面を例に傾向を解説
-
8
商用利用の安全性を確保し大量のコンテンツを高速で生成する、AI活用の秘訣
-
9
マンガで解説、1日で生成AI環境を構築できるワークショップの中身とは?
-
10
Dark AIが台頭する時代の新発想、「より高度なAIで対抗する」具体的方法とは?
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー