メール廃止は可能?
「Slack」利用に失敗する会社と成功する会社の違い――9つのヒントで解き明かす(3/3 ページ)
新しいソーシャルネットワーク
スモールビジネス向けリソースを提供するWebサイト、Fit Small Businessで検索エンジン最適化ディレクターを務めるマイケル・ハイリゲンシュタイン氏は、Slackを利用して社外の仲間と業界トレンドについて話し合ったり、情報を共有したりしている。同氏は、Slackは「LinkedIn」に代わる企業間ソーシャルメディアプラットフォームになる可能性があるという。
Slackは招待に基づいているため、宣伝を目的としたスパム的な投稿を防ぎやすい。ハイリゲンシュタイン氏は、LinkedInでは今やそうした投稿がはびこっていて、Slackの方が有益なコンテンツ向きだという。Slackには、「Reddit」「Google+」など他のサイトの既存コミュニティーから派生したB2Bチャンネルも数多く作られている。
「LinkedInではあまり議論が生まれない。生まれたとしても、雑音に隠れて見つけにくい」とハイリゲンシュタイン氏は話す。同氏のLinkedInグループに投稿される記事のうち、ユーザーが意見を交わしているのはほんの1割程度だという。「それこそがSlackの方が優れている最大の理由だ」(同氏)
チームメッセージングアプリケーションを最大限に活用する9つのヒント
- まず小規模なパイロットチームで試験運用する。
- 組織全体で使うことを決めたら、チームメンバー用のチャンネルを2~3個作り、あらかじめコンテンツも用意しておく。
- 従業員に使い方を教育する。通知設定の変更方法は特に重要だ。
- 管理職に使ってもらう。上司が電子メールを使い続けていては、結局誰もチャットを使わなくなってしまう。
- 未読メッセージのないチャンネルを全て非表示にする。そうすることで、注意を払うべきものに集中できる。
- チャットをいつまで保存するか、アーカイブするのか、監査が必要かを検討する。
- 従業員だけでなく顧客とのコミュニケーションにも利用する。社内と社外、両方の関係者に使いやすいものにする。
- 自分やチーム、特定のチャンネルのユーザーに、リマインダーを送信する。Slackの場合は「/remind」でリマインドを設定し、デスクトップに通知することができる。
- 会社を辞めたユーザーを削除する手順を決めておく。
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