「WannaCry」だけではなかった
7種のNSAサイバー兵器を悪用した新種のマルウェア「EternalRocks」、目的は?(2/2 ページ)
未知のNSAサイバー兵器への懸念
NSAがエクスプロイト開発に利用した脆弱性の情報をすぐに開示しなかったことについてMicrosoftその他は批判しており、専門家らはShadow Brokersによって別のNSAサイバー兵器が暴露されることを懸念している。
IOActiveのサービス担当バイスプレジデント、オーウェン・コナリー氏は、SMBの弱点への対策が分かっていることは有利だと言えると語った。
「知っている敵の攻撃はかわしやすい。どんな攻撃が来るか分かっているし、防御する手段もある。重要なのはそうした対策を確実に実施することだ。それよりも心配なのは、次にどのような敵が来るかだ」
FireMonのCTO、ポール・カラタユ氏は、NSAサイバー兵器が流出するかどうかにかかわらず、IT担当者は攻撃に備えておく必要があると語った。
「優れたサイバーセキュリティ専門家と指導者は、こうした新しい攻撃に対しても平常どおりに対応できる。NSAが開発しているようなゼロデイ攻撃は日々新しく作られている。どこが違うかといえば大量消費で攻撃頻度が非常に高いところだが、重要なのは、このような攻撃は今後も続くということだ。優秀なネットワークセキュリティ担当者は、こうした攻撃が拡大するずっと前から備えをしている」(カラタユ氏)
サンダー氏は、次の脅威がNSAツールから派生するかどうかはあまり重要ではないと言う。
「NSAサイバー兵器は数ある脅威の1種にすぎない。銃を頭に突き付けられたら、その銃がコルトかベレッタか考えたりはしない。重大なのはそれが発砲するかどうかだけだ」
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