難点は大きい本体と小さい画面
徹底レビュー:最新スマートウォッチ「HUAWEI WATCH 2」は質実剛健と軽量さが魅力(2/2 ページ)
HUAWEI WATCH 2コンタクトアプリ
HUAWEI WATCH 2には、幅広い健康管理ソフトウェアに加えて、Googleの「Googleカレンダー」「コンタクト」「Android Pay」など、便利なアプリケーションがプリインストールされている。どのアプリも、日常の生産性向上ツールと健康管理器具という、このスマートウォッチに期待される両方の役割にマッチしている。HUAWEI WATCH 2を身に着けていると、「次のミーティングまで後10分」とリマインドを受けながら、「心拍数80」といった情報を見ることもできる。
また、デバイスからアクセスできるGoogleのアプリストア「Google Play」からサードパーティー製ソフトウェアを追加することも可能だ。プリインストールアプリケーションで十分とまでは言えないため、特にドライブ中に役立つGoogleの「Googleマップ」をインストールするユーザーは多いだろう。
Android Wear最高の特徴は、音声操作が可能なGoogleの「Google Assistant」をサポートしている点だろう。HUAWEI WATCH 2のホームボタンを1秒間押し続けると音声認識の準備が整い、天気予報やボツワナの首都などについて質問できる。スマートウォッチに「OK Google」と話し掛けてもGoogle Assistantが起動する。ただし、スマートフォンとスマートウォッチで同時にこの機能をアクティブにしてはいけない。
スマートフォンの場合、スマートウォッチと連携するにはAndroid Wearアプリが必要になる。例えば、予定表と連絡帳をHUAWEI WATCH 2に転送するには、Googleのサーバからのインターネット経由ではなく、Bluetooth接続したAndroid搭載スマートフォンから行う必要がある。スマートウォッチの多くの設定はAndroid Wearアプリでも変更できるため、小さな画面と格闘する必要はない。Android WearにはiOS版もある。
バッテリー持続時間
今回テストしたHUAWEI WATCH 2では、実際に24時間使った後の残り充電量は常に50%前後だった。つまり、HUAWEI WATCH 2は1日置きに充電する必要がある。バッテリーはある日の朝から次の日の夜まで持続するが、その夜に充電を忘れた場合、丸一日使うには不十分なバッテリー残量で翌朝を迎えることになる。
だが、スマートウォッチのバッテリー持続時間はハードルが低い。毎日充電しなくてもよいということだけでも、他のあらゆる競合製品より優れているといっても過言ではない。
ただし、ガッツリ使えばバッテリー持続時間も大きく削られる。バックライトをほぼ点灯させたままの状態で30分間使い続けるテストをしたところ、バッテリーはおよそ10%減少した。
幸い、充電までの期間を延ばす方法は2つある。1つは、ディスプレイの明るさを調整するか、ディスプレイの明度を自動的に少し下げるスマート省電力モードオンにすることだ。省電力モードでは画面を常時表示するオプションも無効になる。このオプションは電力の無駄であり、そもそも使う必要はない。
電力消費を抑えるもう1つのオプションには、画面上に時間と歩数だけを表示する「ウォッチモード」がある。Huaweiは、このモードでは1度の充電で約3週間バッテリーが持続すると主張している。今回は、これについて調査する十分な時間がなかった。
HUAWEI WATCH 2は、充電量が残り15%を切ると自動的に省電力モードへと切り替わる。このモードでは画面の明度が下がり、ワイヤレスネットワークのような多くの機能が非アクティブになる。
HUAWEI WATCH 2の充電は、装着型充電器によって行う。スマートウォッチと充電器を接続するには、USB変換アダプターか、スマートウォッチに同梱されているアダプターを使用する。HUAWEI WATCH 2はかなり急速に充電でき、朝起きてバッテリーの残量に気付いて充電を始めても、シャワーを浴びて朝食を取る45分の間に50%程度充電できるのはありがたい。
バッテリー持続時間に関してはもう1つ無視できない面がある。それは、HUAWEI WATCH 2の多くの機能がインターネット接続を必要とし、それを利用するにはスマートフォンのホットスポット機能が最適なのだが、この機能を使用するとスマートフォンのバッテリーが消耗する。
結論
スマートウォッチが万人に必要かどうかは、ここでは議論していない。スマートウォッチは進化中の製品カテゴリーなので、市場から大きな注目を集めるには至っていない。まとめると、HUAWEI WATCH 2のバッテリー持続時間、がっしりとしたデザイン、本体の軽さは、多くの競合製品の中からこのスマートウォッチを選ぶ理由になる。だが、本体の大きさや、画面が小さく読みづらいという欠点もある。パフォーマンスも最高とは言えないが、これはどのAndroid Wearデバイスでも同じだろう。
HUAWEI WATCH 2の価格は、3万7584円(税込)だ。Appleの「Apple Watch」(Series 1)が2万7800円(税別)からという例を見ても、競合製品との価格差は、大きくはないといえる。
長所
- 比較的長いバッテリー持続時間
- がっしりとしたデザイン
- 軽量
- 屋外で使いやすい
短所
- 非常に大きい
- パフォーマンスが低い
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