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徹底レビュー:Lenovo Tab4 割安タブレットのできること、できないこと(2/3 ページ)
ディスプレイ
8型ディスプレイの解像度は1280×800ピクセル、画素密度は188ppiだ。画素密度266ppiのハイエンドのタブレットも存在するが、Tab4のディスプレイでも、テキスト、画像、動画がきれいに表示される。
色合いは鮮明で、低価格デバイスでかつて問題になった濁りは全く見られない。さらに、広い視野角がディスプレイの見やすさを後押ししている。
ディスプレイの明るさは最大350nit(nitは輝度の単位)だ。これは優れた数値ではないが、実際にテストしてみると、直射日光が当たらなければ屋外でも十分使える明るさだ。
8型というディスプレイサイズは電子ブックリーダーに最適だ。動画を視聴する場合も、スマートフォンの画面よりは断然見やすい。ただし、書き物をするには少し物足りない。
より大型の10.1型モデルの解像度は1280×800ピクセルだ。ディスプレイが広いため、画素密度は150ppiとわずかに低くなっている。だが、ディスプレイサイズを重視するなら、8型モデルのディスプレイ面積が10.1型モデルの63%しかない点に注目すべきだろう。
端子とボタン
Tab4の左側面には、保護カバー付きのmicroSDメディアカードリーダーがある。このスロットでは最大128GBのカードのテストが完了している。つまり、ストレージを簡単に拡張できるようになっている。
microUSB 2.0ポートは、タブレットを使用しながら充電しやすくなるよう、上部面に配置されている。また、microUSB端子にはフラッシュドライブを接続することもできる。オプションのUSB Type-Aアダプターを購入すれば、使い道はさらに広がる。テストではアダプターを使ってキーボードとマウスを接続したが、どちらも問題なく使用できた。
Tab4の電源ボタンは右側面にある。このボタンは触った感触が一風変わっており、非常に押しやすいが、一見スピーカーにも見える。
それ以外のボタンは全て、ディスプレイ上に表示される仮想ボタンになっている。これは、GoogleがAndroid搭載スマートフォン向けに推奨している形式だ。
今では非常に珍しくなったが、Tab4には保留中の通知がある場合に点滅するLEDがある。
スピーカーとカメラ
Tab4のスピーカーは、本体を横長方向に向けたときにディスプレイを挟むよう左右一対で配置されている。スピーカーの音量テストでは、日常の環境音が混じる状況でも音が簡単に耳に届いた。これは、スピーカーが聞き手の方を向いているためだ。これは市場の他のタブレットにはほぼ見られない特徴だ。さらに優れているのは、高品質オーディオ用に音響記録・再生技術の研究、開発を行う米国の企業Dolby Laboratories, Incの「Dolby Atmos」をサポートする点だ。
3.5ミリのマイクロフォン/ヘッドフォンジャックはタブレットの上部面に、マイクは本体下部面に設置されている。
Tab4の正面カメラは200万画素あり、ビデオ会議には十分以上の画質だ。背面カメラは500万画素あり、写真撮影にあまり使用することのないデバイスとしては非常に高い画質を誇る。テストでは、明るい環境できれいな写真を撮影できたが、フラッシュ機能がないため、薄暗い場所での撮影には向かない印象だった。
パフォーマンス
8型と10型のどちらのモデルも、CPUコアを4基搭載する、Qualcommの「MSM8917 Snapdragon」64bitクアッドコアプロセッサ(最大1.4GHz)を内蔵している。このチップは堅実な性能を備えているが、これがハイエンドと呼ばれていたのは遠い昔の話だ。
ベンチマーク計測製品を扱うPrimate Labsの「GeekBench 4」で処理能力のベンチマークテストを行ったところ、8型モデルのマルチコアのスコアは、競合製品AmazonのFire HD 8とほぼ同じだった。
現実的に見て、Tab4の処理能力は、電子メール、ネットサーフィン、簡単なゲームなど、平均的な使い方では十分高速だが、負荷の高いタスクを行うには物足りない。だが、価格を考えれば妥当といえる。
Lenovoのモデルには2GBのRAMが内蔵されている。これは、複数のアプリケーションを同時に実行し続けるには十分な容量だ。
内蔵ストレージは16GBで、SNS、ネットサーフィン、動画の視聴や電子ブックの利用が主な用途であれば十分な量である。画像、動画、音楽を大量に保存する予定がある場合は、microSDが必要になるだろう。16GBのカードならそれほど高くはないものがすぐに見つかる。今はその気になれば400GBものカードも手に入るようになっている。
Androidソフトウェア
Tab4のOSは、広く普及している最新バージョンの「Android 7.1 Nougat」だ。Amazonなどは自社製品のOSに手を加えているが、GoogleのOSをそのまま搭載するLenovoの対応はやや「平凡」に思える。
だが、Tab4のようなタブレットは家族が共有することが多く、その点Androidでは複数のアカウントを簡単に作成できる。これはAppleの「iPad」にはない利点になっている。
Tab4にはGoogleの生産性向上アプリケーションと娯楽用アプリケーションが付属し、さらに、Googleの「Google Play」アプリストアから300万を超えるアプリケーションを利用できる。この点は、Googleのアプリストアを利用できないFire HD 8よりも有利に働く。
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