会員が注目した2017年記事ランキング(クラウド編)
AWS、Azure、GCP機能比較よりも、読者が気になったクラウドの“事件”とは
クラウドコンピューティングに関する話題の中で、TechTargetジャパン会員が最も関心を寄せたものとは。2017年のアクセスランキングから読み解きます。
- AWS大規模障害はなぜ起きた? クラウド不安を払拭するためにやるべき対策
- 徹底比較:Amazon、Azure、Google、IBMの機械学習機能 現時点の勝者はいるか
- 徹底比較:AIに本気なAWS、Azure、Google、IBM 各社の違いとは?
- 増える“脱クラウド”、企業がオンプレミスに戻ることを決断した理由は?
- 痛い思いをしてAmazon S3障害から得た教訓、「クラウド利用時のDRは大丈夫?」
- 協和発酵キリンがVDIを「Amazon WorkSpaces」へ移行、使って見えた課題と効果
- 「オンプレミス vs.クラウド」論争が再燃――データの「ブーメラン現象」も
- AWS、Azure、Googleのクラウドストレージを比較、各社の特徴は?
- クラウドファースト“しくじり”企業の思わぬ代償、何が問題に?
- 沈黙のGoogleと過熱するメディア、2017年8月世界的ネットワーク障害の全貌をまとめた
ランキング集計方法
期間中(2017年1月~11月)に掲載したTechTargetジャパンのクラウド関連記事について、同期間中のページビュー上位10記事をピックアップしました。計測対象は、TechTargetジャパン会員の読者です。
TechTargetジャパンが2017年に公開したクラウド関連記事のうち、会員によるアクセス数が多かった記事上位10本を上にまとめました。1位の「AWS大規模障害はなぜ起きた? クラウド不安を払拭するためにやるべき対策」は、2017年2月28日に「Amazon Web Services」(AWS)のクラウドストレージサービス「Amazon Simple Storage Service」(Amazon S3)で発生した障害を受けて、ユーザー企業が取るべき対策について紹介した記事です。このAmazon S3の障害によって何万というWebサイトがダウンし、その影響範囲があまりに広かったため話題になりました。本件については5位「痛い思いをしてAmazon S3障害から得た教訓、『クラウド利用時のDRは大丈夫?』」でも教訓を示しています。クラウドサービスの大規模障害はまれですが、ゼロではありません。ユーザー企業は1カ所のリージョン(広域データセンター群)に依存しないアプリケーション設計など、システムの可用性を高める対策を何かしら講じる必要があります。一方で、耐久性の高いアプリケーションを構築したり、災害対策(DR)サイトを構築したりすれば当然、その分の費用がかかりますので、どこまで取り組むかは難しい問題です。
クラウドサービスに関する比較記事も多くの読者に人気でした。2位「徹底比較:Amazon、Azure、Google、IBMの機械学習機能 現時点の勝者はいるか」、3位「徹底比較:AIに本気なAWS、Azure、Google、IBM 各社の違いとは?」、8位「AWS、Azure、Googleのクラウドストレージを比較、各社の特徴は?」と、主要クラウドサービスの機能比較の記事がランクインしました。機械学習をはじめとする人工知能(AI)技術は、主要クラウドベンダーが関連サービス強化に向けて、特に熱心に取り組んでいる技術分野です。ユーザー企業は機械学習システムの処理インフラにクラウドを使うことで、膨大なデータを用いた学習処理に必要な大量のマシンを迅速に利用できます。主要クラウドサービスが提供する機械学習機能を利用すれば、用意されている機械学習モデルを活用することで、機械学習の専門知識がなくても手軽にデータ分析ができるなどのメリットがあります。しかし、機械学習機能を利用するために特定のクラウドサービスに幅広いデータを集約すると、他のクラウドサービスへの移行がしづらくなるといった懸念もあるので注意が必要です。2位の記事では、主要クラウドサービスの機械学習機能を、機能や価格別に分類し一覧表に整理しています。
近年、クラウド利用が当たり前になる一方で、「脱クラウド」というキーワードが聞こえてくるようになりました。4位「増える“脱クラウド”、企業がオンプレミスに戻ることを決断した理由は?」と7位「『オンプレミス vs.クラウド』論争が再燃――データの『ブーメラン現象』も」、9位「クラウドファースト“しくじり”企業の思わぬ代償、何が問題に?」は、安易なクラウド移行の代償やオンプレミスへの揺り戻しを指摘した記事です。その他、6位「協和発酵キリンがVDIを『Amazon WorkSpaces』へ移行、使って見えた課題と効果」をはじめ、ユーザー企業のクラウド活用事例に関する記事もよく読まれました。2018年も、TechTargetジャパンはクラウドサービスの選定に役立つ情報を提供します。
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