「クラウドホスト型VDI」と「DaaS」を理解する【後編】

「仮想デスクトップインフラ」(VDI)の選定がより難しくなった理由

クラウドホスト型VDIやDaaSなど、VDIの運用負荷が軽減する動きはあるものの、製品やサービス選定はより難しくなっている。背景にはVDI市場を取り巻く変化がある。

 初期の仮想デスクトップインフラ(VDI)は膨大な数と種類のコンポーネントの寄せ集め状態だった。主にハイパーバイザーの他、仮想デスクトップの配信や登録、ライセンス管理、負荷調整を担う複数のコンポーネントで構成されていた。どれか1つのコンポーネントで障害が起きた場合、そのコンポーネントを簡単に切り離すことができない場合があった。

 ユーザー企業がクラウドにVDIをホスティングする「クラウドホスト型VDI」や、ベンダーが仮想デスクトップをサービスとして提供する「DaaS」(サービスとしてのデスクトップ)は、そうしたハードウェアの複雑性を軽減できる。

 しかし依然として、VDIには複雑さが残る。その背景に、VDI市場を取り巻く状況が変化する中で、ベンダーがそれぞれの顧客のために製品やサービスを多様化させていることがある。

クラウドで変化するVDI市場

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