民衆の敵になったRobbinHood

全ての防御機能を無効化できる、カーネルモードで動作するランサムウェア

正当なベリサイン署名されたドライバを媒介してWindowsに入り込むランサムウェア「RobbinHood」。カーネルモードで動くためセキュリティ製品も無効化できる。

 Sophosが、新種のランサムウェア攻撃に関する調査結果を公開した。この攻撃は正当なデジタル署名が施されたハードウェアドライバをサイバー犯罪者が展開し、ユーザーデータを暗号化する前に標的のシステムからセキュリティ製品を削除する。

 ランサムウェア「RobbinHood」(訳注)は、古い脆弱(ぜいじゃく)性であるCVE-2018-19320を悪用する。台湾企業GIGA-BYTE Technology(GIGABYTE)が製造し、現在は非推奨になっているドライバにこの脆弱性が存在する。このドライバは、失効していない有効なVerisign Authenticode署名を含んでいる。製造は中止されているが、依然数多く使用されている。

訳注:イングランドの伝説上の人物であるロビン・フッドは「Robin Hood」。

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Alex Scroxton
Alex Scroxton

米TechTargetの電子週刊誌『Computer Weekly』でセキュリティ分野の記事編集を手掛ける。同社の電子月刊誌『MicroScope』で記者を務めた後、2014年5月からComputer Weeklyの編集に従事。2003年、サセックス大学(University of Sussex)で社会人類学の学士号を取得している。

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