「Knative」とは何か【後編】

「Knative」のメリットを“帳消し”にしかねない注意点とは?

「Kubernetes」でイベント駆動型プログラミングを実装するために、「Knative」は良い選択肢になり得るが、注意すべき点も幾つかある。何に注意すべきなのか。

 サーバの存在を意識せずにアプリケーションを開発・運用できる「サーバレスアーキテクチャ」は、CPUやメモリなどのコンピューティングリソースの自動割り当てを可能にするなど、管理者にさまざまなメリットをもたらす。これを具現化する手段の一つに、特定のイベントをトリガーにしてプログラムを自動実行する「イベント駆動型プログラミング」がある。

 イベント駆動型プログラミングを実現する際の候補になるのが「Knative」だ。Knativeは、コンテナの運用管理を自動化するコンテナオーケストレーター「Kubernetes」でのイベント駆動型プログラミング実施を支援する。アプリケーション稼働時にイベント数が変動し、想定範囲内にコンピューティングリソースの利用が収まるアプリケーションは、Knativeが向いている。

 Knativeは、イベントを起点にしたプロセスの実行にも適する。具体的にはネットワークモニタリング、アプリケーションモニタリング、Webサイトのテスト・検証、モバイルアプリケーションのフロントエンドプロセス実行などだ。

Knativeを使う場合の注意点

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