複数のコンテナを運用する方法は主に2つある。前編「コンテナ連携ツール『Mesos』とは? 『Kubernetes』との違いは」で紹介した、リソース管理ツール「Apache Mesos」(以下、Mesos)を用いる方法と、中編「『Kubernetes』で複数のコンテナを管理するには?」で紹介した、コンテナの運用管理を自動化するコンテナオーケストレーションツール「Kubernetes」を利用する方法だ。
MesosとKubernetesのどちらを採用すればよいのか。結局のところ、実績があるものと将来有望なもののどちらを選ぶかという問題になる。
Mesosにはコンテナを連携させるために有用な機能が複数ある。実行するのに物理環境か仮想環境かを問わず、何十万台ものサーバのCPUやメモリといったリソースをプール化して、無数のコンテナを運用できる環境を構築できる。連携する複数のコンテナを大規模運用する場合ではMesosが優勢だ。ただしMesosは利用できる機能群が豊富なため、Kubernetesよりも運用が複雑になる場合がある。
AI活用、6割超の企業はPoC(概念実証)止まり――Accenture調査
「わが社でもAI活用を」と考えている企業は多いようですが、実際はどこまで進んでいるの...
「ナイキ」と「アディダス」 ブランド対決の歴史をさくっと振り返る
ナイキとアディダスは60年以上にわたってしのぎを削り、スポーツマーケティングやスポー...
営業の「あるある課題」に挑むインサイドセールス3つの機能
売り上げ1000億円以上のエンタープライズクラスの企業に向けてもインサイドセールスは効...