TechTarget発 世界のITニュース
米司法省が「ランサムウェア」の被害抑止に本腰 国内外の連携強化へ
米司法省(DOJ)は増大するランサムウェアの脅威に対抗するためのタスクフォースを結成した。被害抑止に向けて、どのような取り組みを進めるのか。
米司法省(DOJ)はランサムウェア(身代金要求型マルウェア)に関するタスクフォースを結成した。米TechTargetが入手したDOJの内部文書によれば、同タスクフォースはランサムウェアをはじめとしたデジタル型の恐喝の撲滅を目指す。DOJの刑事部門、国家安全保障部門、市民部門の3部門に加え、検事局と連邦捜査局(FBI)が参加する。この内部文書は司法副長官代行だったジョン・P・カーリン氏が作成した。
被害が広がるランサムウェア攻撃に対抗
DOJが今回結成したタスクフォースは、ランサムウェア対策に携わる人員を拡充するとともに、人員のスキルを磨くためのトレーニングも実施する。DOJは組織内部の情報共有を強化する他、検事局との連携を密にすることによって、ランサムウェア攻撃による被害を減らすための強固な体制を整える。
ランサムウェア攻撃を用いる犯罪組織の破壊に向けて、民間企業や他の省庁との連携、国際協力の促進も強化する。「新しいタスクフォースは、DOJのリソースを全面的に活用し、国内外のパートナーと協力しながら、ランサムウェアの脅威に対抗する」(カーリン氏)
カーリン氏はタスクフォース結成の背景を次のように説明する。「2020年はランサムウェア攻撃がこれまで最も多かった年。被害者に対する身代金要求額は平均10万ドル以上だった。ランサムウェア以外のデジタル型の恐喝事件も計算に入れれば、2020年だけでも合計数十億ドルの損害が発生している」
TechTarget発 世界のITニュース
新製品・新サービスや調査結果、セキュリティインシデントなど、米国TechTargetが発信する世界のITニュースをタイムリーにお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
TechTarget発 世界のITニュース
新製品・新サービスや調査結果、セキュリティインシデントなど、米国TechTargetが発信する世界のITニュースをタイムリーにお届けします。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「Excel至上主義」の終わらせ方 丸2日の手作業地獄から情シスと現場を救うには
-
2
「Microsoft 365のセキュリティ運用」に関するアンケート
-
3
取手市がVDIと決別した理由 更改費用「4倍超」を約1.7倍に圧縮
-
4
急増する「AIはこう言ってる」マン 判断を狂わせる「AI忖度」を防ぐには?
-
5
221人調査で分かった「情シス最大のストレス」は?
-
6
「Salesforceのテスト自動化ツール」に関するアンケート
-
7
「データストレージの活用方法」に関するアンケート
-
8
「AI時代の統合基盤・エンタープライズAI管理」に関するアンケート
-
9
100億円の「Linux更新」を回避 みずほ銀行が選んだ“おきて破り”のRHEL延命策
-
10
自宅のWi-Fiが「遅い」「途切れる」本当の原因は? Dellが推奨する鉄則
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
年収2000万「クラウドセキュリティのプロ」になれる資格とは
-
2
セキュリティソフトをすり抜ける標的型攻撃メール、不審メールの見破り方とは?
-
3
Windows Updateの通信集中で回線が逼迫、ネットワーク刷新事例に学ぶ解決策
-
4
財務を戦略的組織へ進化させるAI活用術、4つの主要な障壁と解消方法
-
5
「NAS」「SAN」「DAS」は何が違う? いまさら聞けないストレージの基礎
-
6
“あのファイル転送”で暗躍するノーウェアランサム
-
7
標的型攻撃メールを見破るには? サンプル文面を例に傾向を解説
-
8
商用利用の安全性を確保し大量のコンテンツを高速で生成する、AI活用の秘訣
-
9
マンガで解説、1日で生成AI環境を構築できるワークショップの中身とは?
-
10
Dark AIが台頭する時代の新発想、「より高度なAIで対抗する」具体的方法とは?
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー