AIのエネルギー消費問題【中編】

AIが膨大に消費する“あの資源”とは? 隠れた「AI環境問題」

AI技術の高度化が進み、人々が膨大なデータを生み出すにつれ、消費するエネルギーが環境に及ぼす悪影響が問題になる。専門家はどのような問題を懸念しているのか。

 エネルギーを消費すると、人が排出する主要な温室効果ガスである二酸化炭素が発生する。温室効果ガスは地表付近に熱を閉じ込めて大気を温める。これにより地球の気温が上昇し、生態系のバランスが崩れる恐れがある。

 デジタル技術が環境に与える影響を解説した『World Wide Waste』の著者ゲリー・マクガバン氏は、「私たちはエネルギー消費の危機に直面している」と話す。AI(人工知能)技術だけでなく、スーパーコンピュータの構築やデータの収集、保存はエネルギーを消費し、これらの技術の需要が高まれば消費する電力量も増える。

電力だけじゃない、「AI」が大量消費する“あの資源”

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