狙われる教育機関、サイバー攻撃を防ぐためには【後編】

ランサムウェア攻撃者が「学校は身代金を払う」と考える“おぞましい根拠”

攻撃者が教育機関を標的にすることが目立ってきた。その背景には何があるのか。実害を招かないために、教育機関はどのように対処すればよいのか。セキュリティの専門家の話から、その答えを探る。

 英国ワイト島にある複数の教育機関とその統括組織がランサムウェア(身代金要求型マルウェア)攻撃を受けた。前編「被害校が明かす、『ランサムウェア』攻撃で学校が受ける実際の被害とは?」は、この攻撃の事実関係を紹介した。後編は、教育機関がこうした攻撃に対し、どのように備えるべきかを調査データと共に紹介する。

 セキュリティベンダーMcAfee Enterprise(Musarubra US)が2020年に発表した調査結果によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)が原因で、教育機関におけるクラウドサービス関連の脅威は2020年1月から4月にかけて急増した。

「学校は身代金を簡単に支払う」とランサムウェア攻撃者が考える理由

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