オーストラリアで一般化した処方箋の完全電子化【中編】

「電子処方箋」交換サービスがTwilioのAPIを採用した理由 「SMS品質」が鍵に

オーストラリアが電子処方箋制度を開始する際、そのシステムの開発を手掛けたベンダーは、電子処方箋の交換手法としてTwilioのコミュニケーションAPIを採用した。その理由は。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大をきっかけに、オーストラリアの各地方自治体は処方箋の完全電子化を優先事項として進め、電子処方箋制度は2020年5月に開始した。その後オーストラリアでは、政府の標準規格に基づく電子処方箋交換サービス「eRx Script Exchange」(以下、eRx)が広く普及している。

 前編「『電子処方箋』が直面、“完全電子化”を阻害した要因とは?」は、COVID-19の拡大によってeRxの普及が急速に進むまでの経緯を紹介した。中編は、eRxのベンダーであるeRx Script Exchangeが電子処方箋制度の開始に当たって、開発パートナー企業をどのように選び、サービスを改修したかについて紹介する。

開発パートナー選びで重視した「SMS送信技術の質」

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