注意していても見破りにくい理由

なぜ「Office 365になりすますフィッシング攻撃」は防ぎにくいのか

Office 365になりすましたフィッシング攻撃が多発している。この攻撃は、フィッシング攻撃について教育されたユーザーでも引っ掛かってしまう仕掛けがあるという。なぜこの攻撃が危険なのか。

 悪意のあるリダイレクトを介して「Office 365」(訳注)のユーザー名と資格情報を盗み出すフィッシング攻撃の多発に関するMicrosoftのアラートについて、セキュリティコミュニティー全体が警告を発している。

訳注:同サービスの現在の名称は「Microsoft 365」だが、本稿で取り上げる攻撃手法は「Office 365」からの通知を装っていること、Microsoft自身がこの攻撃について「Office 365」という表現を使って解説していることから便宜上それらに準じた。

 この攻撃が最初に注意喚起されたのは2021年8月26日だった。この攻撃は、リダイレクターとOffice 365になりすますソーシャルエンジニアリングのおとりを組み合わせたもので、リンクをクリックするようにユーザーを誘導する。

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この記事の著者

Alex Scroxton
Alex Scroxton

米TechTargetの電子週刊誌『Computer Weekly』でセキュリティ分野の記事編集を手掛ける。同社の電子月刊誌『MicroScope』で記者を務めた後、2014年5月からComputer Weeklyの編集に従事。2003年、サセックス大学(University of Sussex)で社会人類学の学士号を取得している。

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