メールセキュリティ戦略【後編】

堅牢なメールセキュリティ層を構築するための唯一の方法

メールはその性質上、システムの一部に人間が必然的に含まれる。だが優秀な管理者はここに活路を見いだす。彼らが堅牢なメールセキュリティ層を構築する方法とは何か。

 前編(メールセキュリティ最大の弱点と最強の防衛ラインとは何か)では、メールセキュリティを考える上で欠かせない、最大の弱点と効果的な防衛ラインについて解説した。

 後編では、以上を踏まえて効果的なメールセキュリティ戦略を検討する。

多層戦略

 ユーザーの自覚と技術の両方を用いる多層アプローチもサイバー犯罪と戦う上で役立つ可能性がある。Splunkのマティアス・メイヤー氏(セキュリティエバンジェリスト)によると、戦略は3つの層で構成する必要があるという。

 最初の層は防止だ。市販製品を使って、この層でフィッシングメールの大半をブロックする。2番目の層では人間の介入を増やし、メールセキュリティのリスクをユーザーに認識させる。そして最初の層を擦り抜けた脅威を従業員が検出する態勢を整える。

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