“脱Excel”か“活Excel”か

Excelファイルを複数人で編集したいなら「Teamsの併用」が合理的な理由

「Microsoft Excel」のファイルを複数人で共同編集するには幾つかの手段があります。その中でも有力な選択肢が「Microsoft Teamsの利用」です。それはなぜでしょうか。

 「Microsoft Excel」(以下、Excel)は、種別としては表計算ソフトウェアですが、その用途が表計算にとどまらないのは周知の事実でしょう。見積書や請求書などの作成には、表計算ソフトウェアとしてのExcelの機能が大いに役立ちます。各種帳票や台帳など、特に計算の必要がないものの作成にもExcelは広く利用されています。サブスクリプション形式のオフィススイート「Microsoft 365」(Office 365)に含まれるアプリケーションのうち、「Microsoft Word」「Microsoft PowerPoint」「Microsoft Access」は業務でほとんど使用しないがExcelだけは必ず毎日使用する、という人は意外といます。

 社内でExcelの使用が当たり前になっている場合、ファイルサーバにあるExcelファイルを複数人が共同利用することは珍しくありません。ただし共同利用といっても、通常は「複数人が同時に同じExcelファイルを操作」することはできません。誰かがファイルサーバ内のExcelファイルを開いているときに、別の人が同じExcelファイルを開こうとすると「読み取り専用」でしか開けないというダイアログが出現し、編集することができないようになっています。

 このような状況を考慮したのか、Microsoftは複数人が同時にExcelファイルを操作できるようにする「ブックの共有」(共有ブック)という機能を用意しました。この共有ブックは便利な機能ですが、複数人が同じExcelファイルを同時に使用するが故の弊害もあります。

「Excelで同時編集」の限界

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“脱Excel”か“活Excel”か

 ほとんどの企業が使っている表計算ソフト「Microsoft Excel」(以下、Excel)。便利なツールですが、本来の目的を超えて“使いこなし過ぎる”ことが、かえって業務効率を低下させてしまったり、業務の属人化につながってしまったりする場面があるのではないでしょうか。  このコラムでは、日常業務でよく見掛けるExcelの活用例を紹介しながら「こんな場面は脱Excelを考えた方がよい」「こういうExcelの活用法はお薦め」といった知見を紹介していきます。

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