ドキュメント共有を始めとするコラボレーションツールは、ビジネスに不可欠だ。このコラボレーションにはリモートワーカーも参加する。リモートワーカーとは、在宅勤務の正社員、外勤の営業担当者などのモバイルワーカー、世界各国の現地法人のスタッフ、オフショア開発企業の担当者などを指す。こうした幅広い人員が関わる仕事環境でアジリティ(俊敏性)を実現するには、効果的なコラボレーションが必要になる。
市場には多彩な機能を提供する数々のコラボレーションツールが出回っている。適切な戦略を実行しないと、業務目的のファイルやメッセージ、予定などのコンテンツが組織内で無秩序に作成され、増殖してしまう可能性がある。
コラボレーション支援ツールはBox、Dropbox、Microsoft、Googleなどのベンダーが提供しており、ユーザー企業はそれらを日常的に使っている。各社のツールは、機能の詳細は異なるが、いずれも次のようなツールを組み合わせて使えるようになっている。
既にMicrosoft製品を使っている企業にとってコラボレーションツールは、「Microsoft Teams」(以下、Teams)が自然な選択肢だ。Teamsは社内向け企業ポータル製品「Microsoft SharePoint」(以下、SharePoint)をベースにしており、チャット、ビデオ会議、ファイル共有、アプリケーション連携といった機能が利用できる。サブスクリプション型オフィススイート「Office 365」の各アプリケーションと連携でき、拡張機能によってMicrosoft以外のさまざまなベンダーのサービスと連携させることもできる。
Teamsのユーザー企業は、コンテンツが無秩序に氾濫することのないよう、Teamsを展開する前に以下5つの点を念頭に置く必要がある。
Pinterestが提供する広告主とクリエイターの協業の仕組み「アイデアアド」とは?
没入型全画面で複数の動画や画像を1つのアイデアとして表示した「アイデアピン」をブラン...
面白い広告は記憶に残るが、ユーモアを活用できている企業は少ない――Oracle調査
ユーモアを取り入れたブランドは支持され、ロイヤルティーが高まり、顧客は再び購入した...
マクドナルドvsバーガーキング ネット戦略がウマいのはどっち?
「ITmedia マーケティング」では、気になるマーケティングトレンドをeBookにまとめて不定...