2018年12月19日 05時00分 公開
特集/連載

機能、セキュリティ、コストから考えるMicrosoft TeamsとCisco Webex Teamsを徹底比較 自社に合ったコラボツールはどっち?

Microsoftの「Microsoft Teams」とCisco Systemsの「Cisco Webex Teams」。2つのチームコラボレーションプラットフォームがある。自社に最適なのはどちらだろう。専門家が両製品を分析する。

[Irwin Lazar,TechTarget]
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 CiscoとMicrosoftはエンタープライズコミュニケーション分野で長い間競争を続けている。最初はインスタントメッセージングで、最近は電話と会議のアプリケーションだ。

 2015年、Ciscoはコラボレーションアプリケーション「Cisco Spark」をリリースした。同アプリケーションは、Ciscoの音声サービスと動画サービスを統合し、顧客はリアルタイムコミュニケーションのニーズ全てにCisco Sparkを使用できるというのが売りだった。Microsoftはこれに応じて、2017年初め、同社の「Office 365」で「Microsoft Teams」の提供を開始した。

 2017年秋、Microsoftはコミュニケーションアプリケーション「Skype for Business」をMicrosoft Teamsに移行すると発表した。それから間もなく、Ciscoは2018年4月、Cisco Sparkを「Cisco Webex Teams」に改名して「Cisco Webex Meetings」サービスとの統合をさらに強化すると発表し、Microsoftの動きに応じた。これは恐らく、市場に競争を生み出すことを意図しているのだろう。

 そのためアナリスト、パートナー、コラボレーション製品の購入を検討するIT部門が「Teams」と言ったら、CiscoとMicrosoft、どちらの製品を話題にしているかを確かめなければならない。

 Cisco Webex TeamsとMicrosoft Teams、どちらのコラボレーションアプリケーションも、チャネルや仮想ルームでのメッセージの送受信機能を提供する。どちらもテキストベースの会話を音声またはビデオ通話に切り替え可能だ。チームスペースはさまざまなサードパーティーアプリケーションに統合できる。タッチスクリーン操作ができるホワイトボード型デバイス「Cisco Webex Board」と「Microsoft Surface Hub」もそれぞれ提供する。

 どちらのプラットフォームも、互いを統合する機能を用意していない。本稿執筆時点では、Cisco Webex TeamsのインスタンスとMicrosoft Teamsのインスタンスを統合できない。つまりどちらか1つを選ぶか、両方を別々に運用しなければならない。

Cisco Webex TeamsとMicrosoft Teamsの違い

 両アプリケーションには共通点も多いが、大きな違いがある分野もある。

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