ランサムウェア攻撃の身代金は支払うべきか【第1回】

「ランサムウェア攻撃」に遭った企業が身代金を払いたくなる4つの理由

企業がランサムウェア攻撃に遭うのは時間の問題だ。攻撃者に身代金を求められた企業は、どのような心理状態に陥って支払いに応じるのか。

 企業はランサムウェア(身代金要求型マルウェア)攻撃の危険性と、ランサムウェア攻撃が成功を収めていることを認識しつつある。ランサムウェアの検出が間に合わなければ、攻撃者がビジネスクリティカルなデータを暗号化して窃取し、ファイル共有サイトで公開する恐れがある。

 ランサムウェア攻撃に伴う身代金要求を受けたときは、すでに手遅れだ。被害企業の経営者は、「身代金を支払うか支払わないか」「支払うのは合法か違法か」の判断を迫られることになる。

 実のところ、重要な資産を取り戻すために身代金を支払う企業は珍しくない。被害企業が身代金を支払ってしまう一般的な理由を以下に挙げる。

理由1.データ復旧の遅延

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