クラウド活用で脱炭素化に取り組むSiemens Energy【前編】

Siemens Energyが「SAP ERP」をGCPに移行 その“エコ”な狙いとは

Siemens Energyはデータセンターの規模縮小を進めている。「SAP ERP」に加えて、製造部門やサプライチェーン部門に関連するデータを全て「Google Cloud Platform」に移行させる計画だ。その狙いは。

 Siemens Energyはドイツを拠点とし、発電用設備やシステムなどの生産を手掛けるエネルギー企業だ。同社はGoogleのクラウドサービス群「Google Cloud Platform」(GCP)を使い、複数年をかけたデータセンター移行プロジェクトを開始した。

 二酸化炭素を中心とした温室効果ガスの排出を削減する「脱炭素化」のための取り組みの一環として、Siemens Energyは再生可能エネルギーによる発電と送電を支援する製品を開発している。脱炭素化の取り組みを進めるために、同社は全社のSAPアプリケーションを、自社のデータセンターからGCPに移行させることを目指している。こうしたSAPアプリケーションの中には、84カ国75万人以上のエンドユーザーが利用するERP(統合業務)パッケージの「SAP ERP Central Component」やサプライチェーン管理アプリケーションの「SAP Supply Chain Management」などのアプリケーションとデータが含まれる。

脱炭素化に取り組むSiemens Energyが「GCP」を採用する“エコ”な狙い

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