SOHO向け9機種に脆弱性発見

プロ調査で脆弱性が大量に見つかってしまった“残念”な無線LANルーターとは?

セキュリティ専門家らが、一般家庭や小規模オフィスで使われる無線LANルーター9機種に脆弱性を発見した。攻撃の恐れがあるとして、ユーザー企業に注意を呼び掛けている。

 一般家庭や小規模オフィスを対象にした無線LANルーター9機種に、合計226個の脆弱(ぜいじゃく)性が見つかった。セキュリティ企業IoT InspectorがIT雑誌「CHIP」の編集者とチームを組み、ベンダー8社のSOHO(小規模オフィスとホームオフィス)向け無線LANルーター9機種を調査。1機種当たり、最大32件の脆弱性を検出した。調査対象は、NETGEAR、ASUSTeK Computer(ASUS)、Synology、D-Link、AVM Computersysteme Vertriebs(AVM)、TP-Link、Edimax Technology、Belkin International(Linksysの名称で事業展開)の8社の無線LANルーターだ。

 今回の調査の結果は「SOHO向け無線LANルーターの安全性に対する期待を完全に裏切った」と、IoT InspectorのCTO(最高技術責任者)を務めるフロリアン・ルカフスキー氏は語る。見つかった脆弱性の危険度はさまざまで、全てが重大なセキュリティリスクにつながるわけではない。ただし調査対象になった9機種は、全て攻撃を受ける恐れがあるとルカフスキー氏は説明する。

脆弱性が大量に見つかってしまった“あの無線LANルーター”とは

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Shaun Nichols
Shaun Nichols

15年以上にわたる記者経験を持ち、まだスマートフォンがなかった時代から企業向けIT市場を取材してきた。組み込みシステム開発やスーパーコンピュータなど幅広い分野をカバー。米TechTargetの記事を執筆する傍ら、米エネルギー省(DOE)の研究所であるLawrence Berkeley National Laboratory(ローレンス・バークレー国立研究所)の出版物や企業IT情報サイト「The Register」にも寄稿している。サンフランシスコのベイエリアに住み、趣味は料理、ガーデニング、ビデオゲーム、スポーツ観戦。NFL(ナショナルフットボールリーグ)チーム「San Francisco 49ers」やMLB(メジャーリーグベースボール)チーム「San Francisco Giants」の大ファンだと自称する。

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