クリニカルパスのデジタル化がもたらす価値【後編】

検査待ち時間7割減 「デジタル患者パス」導入の医療機関が語る“驚きの効果”

オーストラリアの医療グループCALHNが導入した「デジタル患者パス管理システム」は、時間がかかりがちな検査プロセスを大きく短縮し、医療スタッフの業務負荷低減に貢献している。具体的な成果は。

 前編「『デジタル患者パス管理システム』で医療接遇はどう変わる? 導入した医療機関に聞く」に続き、後編となる本稿も、オーストラリアの地域医療グループCentral Adelaide Local Health Network(CALHN)が導入した「デジタル患者パス」(digital patient pathways)の管理システムについて取り上げる。グループ傘下の医療機関であるRoyal Adelaide Hospital、Queen Elizabeth Hospital、SA Dental Servicesにおける20個以上の診療科が、医療系のスタートアップ(創業間もない企業)Personify Careのデジタル患者パス管理システムを利用し、クリニカルパス(標準化した治療手順をまとめた計画書)のやりとりをデジタル化して効率化と医療の質の向上を目指している。

 デジタル患者パス管理システムは2020年から2021年の間に、オーストラリアとニュージーランドに所在するCALHNグループ傘下のさまざまな医療機関に普及した。これらの医療機関は、620万人以上の患者とデジタル患者パスでやりとりをしたという。

検査待ち時間は7割減 「デジタル患者パス管理システム」の驚きの効果

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