テレワーカーの監視は是か非か

「監視ソフト入り業務端末」が招く、予想通りの悲惨な結末

セキュリティあるいは生産性の観点からテレワーカーを監視したいという考えは理解できる。だが従業員の業務端末に監視ソフトウェアをインストールするとどうなるか。もちろん、予想通りの結果になる。

 コロナ禍で多くの人々がテレワークを余儀なくされた。そうしたテレワーカーの44%が業務用端末に監視ソフトウェアをインストールされたという。この数値はKaspersky Labが2021年初めに行った調査(英国の正規雇用の管理職と従業員2000人対象)からの引用だ。

 新たな働き方への円滑な移行を確保するため、テレワークをある程度制御しようと意思決定者が考えたことは理解できる。その結果、メールやインターネット、アプリ、スマートフォンの利用状況、働く場所を追跡できる監視ソフトウェアのインストールが急増した。こうしたツールは生産性向上に寄与するかもしれないが、長期的には平和を乱し、信頼を損ない、生産性ツールをセキュリティリスクに変える恐れがある。

監視ソフトウェアが生み出す脅威

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Matthew Staff
Matthew Staff

フリーランスのジャーナリスト。B2B向けのメディアを運営する出版社に8年勤めた後、独立。主にIT分野のスタートアップ(新興企業)関連の記事を執筆している。

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