「コロナ後も生き延びる企業」の評価指標【前編】

コロナ後に生き残る企業は「成果主義」? CIOが重視したい新たな評価指標は

新型コロナウイルス感染症が社会にもたらした影響によって、働き方に大きな変化が生じた。その結果、昔ながらのマネジメントを続けることがリスクになる可能性がある。新たな時代に即した評価指標を決めるこつは。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)により、われわれは社会的、経済的、政治的な危機に直面している。こうした危機は、最高情報責任者(CIO)がこれまで使ってきた伝統的なリーダーシップの手法や評価指標の限界を明らかにした。

 採用市場の動向は厳しさを増している。例えば、テレワークやハイブリッドワーク(テレワークとオフィスワークを組み合わせた働き方)を辞めて従業員をオフィス勤務に戻している企業は、従業員の離職防止や新規採用に苦戦する可能性がある。従来型の労使関係に戻そうとするもののうまくいかない企業もあるだろう。事業部門や技術部門のリーダーは、変化に合わせて新たなリーダーシップ戦略を立てる必要がある。

 従来型の労使関係に長らく慣れきっているCIOは、この期に考え方を変えることが望ましい。厳しい採用状況を改善し、ハイブリッドな働き方が当たり前になる未来に備えるためだ。成果を基にした評価指標の重要さは増し、一方で従業員のウェルネス(健康増進)に関わる評価指標が新たな意味を帯びるようになっている。

 本稿はCIOが新しい働き方に合わせて評価指標を調整するための4つの方法を紹介する。

方法1.評価指標の設定は「成果」に重点を置く

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