ペネトレーションテストのためのPython【前編】

初めてのプログラミングには「Python」を選ぶべき“セキュリティ的な理由”

ペネトレーションテスト担当者にとって、「Python」は優先して習得すべきプログラミング言語だと専門家は推奨する。それはなぜなのか。そもそもPythonは学びやすいのか。

 実際にシステムに侵入して脆弱(ぜいじゃく)性を確認する「ペネトレーションテスト」(侵入テストとも)の経験を積もうとする人にとって、「Python」は習得する価値のあるプログラミング言語だ。Pythonは、ペネトレーションテスト担当者が

  • 企業のセキュリティ対策の調査
  • ネットワークの傍受
  • 攻撃を目的とする防御ツールの悪用
  • 指揮統制サーバの有効化

といった、ペネトレーションテストで重要なタスクを実行するプログラムを作成するのに役立つ。

 Pythonがペネトレーションテスト担当者にとって理想的なプログラミング言語であり続けている理由とは何か。「Python 2」と「Python 3」の違いとは。ペネトレーションテストへのPython活用を解説した書籍『Black Hat Python, 2nd Edition: Python Programming for Hackers and Pentesters』の著者、ジャスティン・サイツ氏とティム・アーノルド氏に話を聞いた。

なぜ初めてのプログラミング言語として「Python」を学ぶべきなのか

―― Pythonが、学習すべき重要なプログラミング言語である理由は何でしょうか。

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