データ駆動型企業への道【第1回】

回答者の約80%を悩ませる「コロナ禍によるデータ品質低下」のワケ

多くの企業がデータに基づいた意思決定に取り組んでいる。問題はデータ品質だ。データ品質を向上させる試みは、コロナ禍によって阻害されたという。なぜコロナ禍が影響するのか。

 2022年初めにMcKinsey & Companyがあるレポート(後述)を公開した。このレポートは、情報を利用して事実に基づくインテリジェントな決定を下すという理想を実現するための道筋を示している。この理想を実現できる企業もあるだろう。だが、データ品質の問題点を把握しなければ理想とは懸け離れた現実が待っている。データの品質が低い場合は昔ながらの意思決定戦術に戻るしかない。データ駆動型企業になるのは諦めるしかない。

 これは、CB Insightsのアナンド・サワル氏(共同創設者)が数年前に語ったことを思い起こさせる。同氏は意思決定、データ分析の台頭、ビジネスリーダーがデータおよび人間の体験の間の最適点を見つけるニーズについて語り、「戦略決定はGoogle検索(Google)、MBAを持つ人材(Guys)、本能的直感(Gut instinct)という3つのGに懸かっている」と話していた。もちろん、その当時からは前に進んでいる。多分、そのはずだ。

コロナ禍がなぜデータ品質を低下させるのか

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