専門家が語る「HDDの運命」【第1回】

“HDD不要論”をなくす「20TBのHDD」の衝撃

HDDは容量を増やし、SSDより低い容量単価を維持している。だが、SSDも着実に広まりつつある。HDDの役割はどうなるのか。業界関係者やアナリストに「HDDの運命」を聞いた。

 HDDが消滅することはないと、アナリストやベンダーは語る。HDDは不揮発性(電力を失ってもデータ保存を維持する特性)の記憶装置として1950年代に登場し、現代でも広く支持を得ている。しかし、SSDをはじめとした他のストレージの進化に伴い、企業におけるHDDの役割が変わり始めているのは確かだ。

 プラッタ(データを記録する円盤部分)やスピンドル(円盤を回転させるための軸)といった可動部品で構成されるため、HDDは「スピニングディスク」(回転するディスク)と呼ばれることがある。古い技術であるという意味を込めて「スピニングラスト」(回転するさび)とやゆする人もいる。

 HDDは2.5型と3.5型という2つのフォームファクター(サイズや形状の仕様)で販売され、インタフェースには主にSATA(Serial ATA)やSAS(Serial Attached SCSI)を採用している。HDDは優れたコストパフォーマンスによって、長年にわたり企業のストレージの“主役”として輝いてきた。しかし、今は昔。SSDが登場し、HDDの圧倒的な人気は弱まりつつある。今後はどうなるのか。

20TBのHDDがもたらした「衝撃」

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Adam Armstrong
Adam Armstrong

米TechTargetでストレージや、フラッシュメモリをはじめとするメモリ技術に関するテーマを扱うニュースライター。過去にはストレージに関する記事を扱うWebサイト「StorageReview.com」で記者として活動。ノーザンケンタッキー大学経営学部出身。

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