ランサムウェアに狙われる医療機関 対抗策は【中編】

「医療機関へのランサムウェア攻撃」が患者にもたらす「重大」な被害とは?

セキュリティ専門家は、米国の大手医療グループUniversal Health Services(UHS)に対するランサムウェア被害を深刻な事態と認識している。その理由は。

 米国の大手医療グループUniversal Health Services(UHS)は、2020年9月にランサムウェア(身代金要求型マルウェア)攻撃を受けてシステム障害が発生し、米国全土約400カ所の医療機関の運営に影響が及んだ。

 医療機関向けセキュリティベンダーCynergisTekのプレジデントであるケーレブ・バーロウ氏は、この事件を重く捉えている。被害規模はもちろんのこと、場合によっては患者を別の病院へ転院させる必要が生じるからだ。「もし約400カ所の医療施設が患者をよそへ回し始めたならば、国家として、この件について全く別のレベルで議論しなければならなくなる」(バーロウ氏)

医療機関がランサムウェア攻撃を受けた後、患者に及ぶ「重大」な被害とは

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Makenzie Holland
Makenzie Holland

「CIO Dive」シニアニュースライター。2015年に米国インディアナ州立大学ブルーミントン校でジャーナリズムの学士号を取得。連邦政府の技術政策担当記者、『Wilmington StarNews』記者、『Wabash Plain Dealer』記者(犯罪・教育担当)を経て現職。

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