医療機関を狙うランサムウェア攻撃の手口 スタッフが休む週末は危険?ランサムウェアが病院に及ぼす危機【第3回】

医療機関を狙うランサムウェア攻撃の手順を知っておくことは、被害を防ぐ第一歩だ。専門家は「最近のランサムウェア攻撃はファイルの暗号化だけでなく業務の妨害を目的としている」と話す。攻撃者の戦略とは。

2021年06月24日 05時00分 公開
[Alexander CulafiTechTarget]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)が続く中、医療機関にとってランサムウェア(身代金要求型マルウェア)攻撃はいまだ深刻な脅威だ。第2回「病院のシステムダウンで死者も? 医療機関が経験したランサムウェア攻撃の悲劇」に続き、第3回となる本稿は攻撃者集団が病院にランサムウェア攻撃を仕掛ける典型的なステップを取り上げる。

週末は危険? 攻撃者が病院のシステムに侵入する手口

ITmedia マーケティング新着記事

news072.jpg

「パーソナライズド広告・販促」に企業は意欲的 でも、消費者の印象は……
KPMGジャパンは顧客体験価値を向上させる6つのテクノロジーについて調査を実施した。企業...

news069.png

コロナ前に戻った「社会貢献意識」 2024年は過去最低の値に
博報堂生活総合研究所は、1992年から2年に一度実施している長期時系列調査「生活定点」の...

news209.jpg

「令和の米騒動」でコメの代わりに買われたもの 読売広告社が購買実態を分析
読売広告社は、食品ID-POS購買行動データベース「real shopper」のデータから今夏のコメ...