テレワークで変わるストレージ運用【前編】

大学が「脱テープ」からのクラウド移行を決めた理由とは?

米国の2年制大学MVCCでは、パンデミックを機にテープシステムのある課題が浮き彫りになった。バックアップ用のストレージとしてテープシステムを利用してきた同校は、どう対処したのか。

 各地でロックダウン(都市封鎖)を引き起こした新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるパンデミック(世界的大流行)は、組織のITにさまざまな変化をもたらした。米国の2年制大学Moraine Valley Community College(MVCC)にとって、パンデミックはバックアップシステムを見直すきっかけになった。

 MVCCはテープによるバックアップシステムを使用してきた。同校でITインフラの責任者を務めるデニス・セージ氏によれば、IT部門のスタッフはテープシステムの運用管理に毎週30時間もの時間を費やしていた。テープシステムの運用に多大な負担がかかっていたところに、パンデミックが発生した。

MVCCが「脱テープ」を決断した理由 バックアップの代案は?

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